一人予約のゴルフに挑戦

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ゴルフは4人を1組にしてプレイするのが基本です。しかし、なかなか4人そろって同じ日に休みをとってゴルフに行くのも予定が合いにくいというところもあります。

昔からゴルフ場の会員権を購入すれば、一人で予約してどこかの組に入れてもらってラウンドすることができました。いわば会員の特権といった形です。

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一人予約が生まれた背景

しかし、その後はバブルが崩壊して、接待ゴルフの減少等に伴いゴルフ人口も減り、ゴルフ場の運営は厳しさが増すようになりました。そこで現れたのが、一人予約のシステムです。楽天GORAやバリューゴルフといったところで受け付けているのですが、特に会員権を持っていなくても、一人予約の受付をしているゴルフ場であれば一人で予約をして、他の人との組み合わせでラウンドすることができます。

空いていれば前日でも予約ができるほか、予約済みのメンバーの年齢や腕前を事前に確認できるので、人気を集めているようです。すでに、1人予約ランドだけでも登録会員数が48万を超えたということで、その人気ぶりをうかがい知ることができます。

一人予約を受け付けているゴルフ場は接待などで利用されるような高価なゴルフ場はほとんどなくて、どちらかと言えば、アコーディア等が運営しているような大衆向けのゴルフ場が多いです。バリューゴルフや楽天GORAで日付と地域を指定して検索をすると、予約を取ることができるゴルフ場の一覧が出てきます。また、その一覧からゴルフ場やスタート時間を選ぶと、先にどんな年齢、どんな腕前の人がその組で予約を入れているのかも判ります。限られた情報ではありますが、この中から予約を入れる組を決め申し込めばOKです。ラウンドの前日くらいには開催可否が決定し、当日を迎える形になります。

もしも最低人数を下回った人数しか予約が入らなければ、そのラウンドは中止になります。また、当日になってゴルフ場がクローズになるような悪天候になった場合もプレイすることはできません。それ以外であれば、雨が降っても決行です。キャンセルに対してはキャンセル料をとるようになったゴルフ場も増えてきました。

一人予約に初挑戦

こんな一人予約のシステムもずいぶん利用する人が増えてきているようです。できればラウンドの機会を増やして、少しでも実地での練習をしたかったこともあり、どんなものなのか、先日、初めて予約してみました。当日はあいにくの小雨模様でしたが、そのまま決行です。本来は4人で予約が入っていましたが、当日集まってみると3人でした。一人は雨でキャンセルしたようです。特に3Bの割増料金は徴収されませんでした。キャンセル料が充当される仕組みなのかもしれません。

受付時点でどんな名前の人が同じ組にいるのかが判ります。また、自分のキャディバッグが載っているカートの前に行くと、他の人と顔を合わせる形になります。ここで、「はじめまして。今日はよろしくお願いします」とお互い挨拶をする形になります。

3人のうちお二人は私よりも年配の方です。一人の方はとても明るく気さくに声をかけてくれる方で、ムードメーカーの方でした。もう一人の方はアスリートな感じで、本当にゴルフを楽しみに来たぞという雰囲気の方です。あまりプライベートにかかわるような会話は全くなく、「ナイスショット」とか天候の話しとか、将来の年金の話しとか、普通の話しを気さくにしているような感じでラウンドは進んでいきました。

一人予約をしたことがない人から見ると、よく知らない人と何時間も一緒にラウンドするなんて想像もつかないと敬遠する場合も多いと思うのですが、1回一人予約をやってみると、また気が向いたら申し込んでみようと思えるようになります。

この一人予約というシステム、これからも利用する方が増えていくのではないでしょうか。

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