アンテナを立てずにNTT東日本が提供しているフレッツ・テレビというサービスで地上波やBS放送などを楽しんでいます。このフレッツ・テレビはNTT東日本のフレッツ光サービスを利用している人向けのオプションサービスで、月額750円を支払うことで利用することができます。(フレッツテレビ伝送サービス使用料が450円、スカパーJSATのテレビ視聴サービス使用料300円の合計)
また、別途契約すれば、WOWOW等の有料チャンネルの視聴も可能になるようになっています。
フレッツ・テレビの構成
フレッツ・テレビサービスと契約すると、光ファイバーを接続する回線終端装置として特別な装置が貸し出されます。この装置は光ファイバーから単にLANの信号を取り出すだけではなく、光ファイバー上に冗長して送られてくるテレビの電波を分岐して同軸ケーブルで取り出すことができるようになっています。
この同軸ケーブルに信号増幅用のブースターを介して、各部屋のテレビに分配しています。
NHK総合で異変
梅雨に入って雨の日が増えてきてから、なぜか、NHK総合の画面が乱れるようになってきました。横筋(ブロックノイズ?)が入ったり、画面や音声が停まってしまったりとかの症状です。
最初は梅雨に入って雲が厚く垂れこめるようになったから、基地局における信号のレベルが低下しただけだろうと軽く考えていました。しかし、晴れの日にも同じような症状がNHK総合にだけ出ます。
もしかすると、回線終端装置からテレビまでの配線の一部で、コネクタの緩みなど何らかの不具合が生じていることを疑って、回線全体を点検してみました。ホコリがたまっているところもあったので、綺麗に掃除しながら点検をしたのですが、特におかしいところはありませんでした。
次にブースターの設定を疑ってみました。スイッチの位置などを丁寧に点検しましたが、特に異常な個所はありませんでした。
ネットで今一度、症状を検索してみると、こちらの「NHK受信トラブル相談室 デジタル放送」のページがヒットしました。まさしく、この症状で間違えがありません。
この中に「ブースターの調整不良、接続機器の不適合など設備の施工不良」という原因が書かれていました。今まで、信号レベルが低すぎることを疑っていましたが、「ブースターの調整不良」と書かれているということは、逆に信号レベルが高すぎることも考えられるかもしれません。
そこで、ブースターの装置についている信号レベルの可変ダイヤルを少しだけ弱の方向に回してみました。
すると、うそのようにNHK総合の画面がきれいに見ることができるようになりました。ブロックノイズが発生するのは信号が弱いときに発生するものばかりと思っていましたが、強すぎるときにも同様の症状が発生することが判りました。
信号レベルの低下
その後もフレッツテレビの信号テレビの低下に悩まされることが何回かありました。こちらでレポートしています。

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