ホンダ スーパーカブが昭和33年の発売から一億台を突破

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ホンダのスーパーカブと言えば、世界の定番実用バイクとなった代表的なモデルです。元々は誰にでも扱えて特に女性が乗りたくなるようなバイクというコンセプトで具現化したオートバイで昭和33年8月にホンダから発売されました。

発売当時の値段は5万5000円だったそうです。当時の物価から考えると、かなり高かったのではないかと思います。

この当時は2ストロークエンジンが主流でしたが、ホンダは二輪車用の4ストロークエンジンを開発しスーパーカブに搭載しました。これにより、燃費と耐久性に優れたオートバイを完成させることができました。

燃費は90Km/L、排気量49ccです。自動遠心クラッチはクラッチレバーを必要とせず、左足だけでギアチェンジができる画期的な機構でした。

この当時は日本の道路は舗装率が10%しかなかったそうです。従って悪路にも強いバイクにする必要があり、タイヤサイズで言えばスーパーカブ用に17インチのタイヤを新たに作ったそうです。

昭和34年には北米と欧州に販売を開始、昭和41年からは東南アジアのタイに販売拠点を設けて、瞬く間にアジア諸国で強い支持を得ました。荒れた道をものともしないスーパーカブは瞬く間にアジア諸国で強い支持を獲得したそうです。

すでに世界160カ国以上で販売されて累計で1億台以上を販売しているということなので、大ヒットモデルと言って間違えありません。

登場してからすでに60年余りが経過していますが、現在もスーパーカブのデザインは当時と大きな違いはありません。創業者である本田宗一郎が開発の指揮をとった作品であり、本田が追求した乗りやすさと使い勝手の良さに対する答えは普遍的なものです。

現在、スーパーカブは中国の工場から熊本の工場で生産するように切り替えられました。今後も最新の技術を投入し、長く販売されていくのではないでしょうか。

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