ハイディ・グラント・ハルバーソン著「やってのける」と稲森和夫

最近、ハイディ・グラント・ハルバーソン著「やってのける 意志力を使わずに自分を動かす」という本を読みました。この中に「目標達成が困難だと考えている人ほど、入念に計画し、人一倍努力し、積極的に行動を取ろうとする」という一節がありました。「目標設定時には達成後に得られるものをポジティブに考え、実際に行動するときは達成のために必要なことを現実的に考える」とも説明されています。

心理学者のガブリエル・エッティンゲン教授が「長短比較」と呼ぶ、「まず達成によって得られるものを創造し、次に進路を阻む障害物を熟考する」という言葉も引用されていました。

この考え方、京セラ創業者の稲森和夫氏が「生き方」という書籍に書いた、「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」という考え方に非常によく似ています。

やはり構想段階からネガティブに考えると、あまりにも現実的な目標になってしまいますので、やはりポジティブに楽観的な構想を打ち立てたほうが良い、しかし、その構想を実現するためには多くの障壁が待ち構えているので、悲観的に計画して多くのリスクを予期し対策する術を洗い出しておいたほうが良い、逆に実行段階では計画で念入りにリスクを洗い出したのだから、自信をもって楽観的に行動した方が良いという教えです。

確かに会社の中を見渡すと、このような思考方法で考えている人は、大きな夢を現実のものにしている人が多いと思います。逆に構想は小さく立てて、計画はないがしろにしてしまい、実行段階では多くの試練にぶち当たってしまう人もいます。

システムの開発などのプロジェクトでもそうですが、やはりプロジェクトを進めるためには入念な計画は欠かせません。ここで軽く考えて十分な備えを疎かにした場合は厳しい現実に向き合わなければいけなくなっていきます。

ことわざでは「段取り八分、仕上げ二分」という言葉もありますが、楽観的な構想と悲観的に立てた計画、ここを今後も念頭において行動したいと思います。

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