セブンイレブンで「冷凍たこ焼き」を自主回収

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セブン&アイ・ホールディングスがセブンイレブンで販売した冷凍食品「セブンプレミアム とろーり食感たこ焼き」を自主回収することを発表しました。回収対象の商品は全部で約235万食分となります。

この「たこ焼き」は美味しいですし、値段も手頃なので、セブンイレブンで何回か買ったことがあります。今も冷凍庫には一つ、たこ焼きが入っているはずです。

10月24日以降に消費者から「風味が違う」などといった数件の連絡があったとのことです。

正常な商品と比較して味が異なって、酸味の強いものがありました。製造工場で紅生姜を入れすぎたなどの可能性があるとしています。公式サイトには「一部原材料の混合時の偏りが原因とみられる正常品と風味が異なる商品があることが判明した」と書かれています。現時点では健康被害は発生していません。

今回の自主回収の対象は、賞味期限が2019年11月8日から2020年10月31日までのものです。かなり長期間にわたっているので、対象範囲の絞り込みが難しかったのかもしれません。

出荷にあたってはサンプルを抽出して商品の試食などをしていると思うのですが、これだけの期間にわたって異常が見つけられなかったのはなぜなのでしょう。品質管理がきちんと実施されているのか否か、そちらの方が心配です。

今回、商品を製造したテーブルマークの公式サイトを見ると、東京都の大田区と中国の青島に品質管理センターがあるようです。品質管理センターでは、微生物検査、官能検査、食味検査、品位検査、農薬検査等、広範囲に渡る検査ができることが紹介されていましたが、実際、各商品についてどこまでの検査をしているのかはよく分かりませんでした。

回収方法に関する問い合わせは午前9時から午後5時にテーブルマーク社(0120-700-642)で受け付けています。平日のみの受付ですが、11月9日と10日は受付を実施しています。

テーブルマークの発表を見ると、加ト吉の福島工場に商品を送り返すと後日、商品代金総当分のクオカードを送ると書かれていました。

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