新型コロナウイルスの東京オリンピックへの影響

世界で新型コロナウイルスの感染が拡大していており、各国とも大きなイベントの開催自粛や渡航制限などを実施している状況です。日本でも春の高校野球が中止になったり、スポーツイベントが無観客で実施されるなど、影響が大きく出ています。ギリシャでは聖火リレーの中止が発表されました。

東京五輪への影響

そのような状況の中で、今後の動向が最も気になるのは、東京オリンピックの開催がどうなるかです。フランスのオリンピック委員会会長は「5月末の時点でも危機のさなかにあるなら、どうやってオリンピックを開けばいいかわからない」と発言しています。

G7会議後の記者発表

安倍首相はG7の会議後に、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ証として、完全な形で実現することについてG7の支持を得た」と記者団に説明しています。数日前に小池東京都知事も「五輪中止や無観客はありえない」という主旨の発言をしています。これは、オリンピックを無観客で実施したり、中止したり、規模を縮小するようなことはしないという考えを明示した形になります。逆に言えば、時期については延期が在りうることを示唆していると感じたのですが、CNNによれば、G7の「安倍首相は五輪の延期や中止に強く抵抗し目標は予定通りに開催することだ」と語ったことがYahoo!ニュースの中の「The PAGE」からの掲載記事で紹介されていました。経済を立て直すためには、このまま感染が収束し、この夏に予定通りに開催することがベストであることは間違えありません。

一部アスリートの声

アスリートサイドからも延期を求める声が出ており、英国のガーディアン誌では「英国アスリートがIOCに2020年東京五輪の延期を要求」という記事が掲載されました。ほかにも日本国内で合宿をしてトレーニングを積んでいる海外のアスリートが、今回の出国規制や入国規制の影響を受けて母国へ帰国できなくなるといった影響が出ていることが報じられています。

代表選手選考に遅れ

また、東京五輪への代表選手を選出するためのバトミントン、レスリング、野球など多くの競技が中止や延期となり、選手の選考が遅れているという状況もあります。

今後の動き

日本では聖火リレーが3月26日に福島からスタートします。この3月26日の前日までが、オリンピック延期か否かのジャッジポイントになるのではないかと思います。また、選択肢としては聖火リレーを実施し、4月もしくは5月に正式な判断をするという方法もあります。様々な選択肢のもと、複雑な調整が行われているものと思います。このまま感染拡大が収束するならば予定通りに開催、収束の見通しが立たなければ延期というどちらかでジャッジされることに期待したいです。

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