独自開発のハイオクガソリンは実は各社混合

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石油の元売り会社は何社かありますが、元売り会社が個々にハイオクガソリンを開発しているような宣伝文句が並んでいます。

ところが20年ほど前からスタンドに出荷される以前の段階で他社製と混合している場合が多くあることが毎日新聞で報道されていました。1998年に石油輸入の自由化が行われてこれをきっかけに物流の効率化が進んだとのことです。

物流コストを削減するために貯蔵タンクを他社と共同利用するための措置だったとのことですが、各社は混合していることについて明らかにせずに販売を続けていました。

ENEOSのハイオクガソリンのサイトを確認してみると、下記の点がアピールされています。

  • エンジンをクリーンに
  • グンと伸びのある加速に
  • 環境保全に貢献
  • ハイオクトップレベルの走り

この宣伝文句の中では、「ハイオクトップレベルの走り」という宣伝は、もしも他社製と混合して販売しているのだとしたら相応しくないものだと思います。

毎日新聞が入手した文書によれば、コスモ石油と同じタンクを利用していると記されていたようです。ENEOSとコスモが出資している全国23ヶ所の東西オイルターミナルというもので混合された状態で保管されていたようです。

シェルのサイトを確認すると、クリーン&プロテクトテクノロジーというトレードマーク付きの独自技術をアピールしているので、混合して売っているのであれば完全にアウトです。

ウェブでハイオクガソリンとブランドの関係を調べてみると、レギュラーガソリンは各社で違いはないが、ハイオクガソリンは元売り会社ごとに異なるという解説をしているサイトが多いです。

私自身はレギュラーガソリン指定の国産車に乗っているので、ほとんどハイオクを給油したことがないため、今回のニュースはあまり気になりません。

ただ、ハイオク指定の車に乗っていて、ブランドにこだわって給油していた人にとっては、非常に気になるニュースなのではないかと思います。

省エネ車が増えて、さらに車を持たない家庭が増えて、ガソリンスタンドの数も減り、物流を改善しなければいけない状況になったことは想像できるのですが、混合していることを消費者に知らせてこなかったことは大きな問題だと思いました。

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