日本国内における新型コロナウイルスの感染状況とGOTOキャンペーンの役割

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欧州で新型コロナウイルスの感染者が急増していることが最近の報道で大きく取り上げられています。国によっては都市封鎖(ロックダウン)の検討も進められています。米国でも中西部を中心にして感染拡大が続いているので、欧米では第二波が襲来していると受け止められています。欧米の方はマスクの着用に抵抗がある人が多く、またマスクの着用を義務ずけられること自体が自由を奪われる象徴のように感じるとまで報道されていました。一概にマスクをしていなかったことだけが原因ではないと思いますが、都市封鎖になってしまい本当に自由を奪われる状況になってしまうことは出来るだけ避けていかなければいけません。

一方で日本では東京都をはじめ全国的な集計数値を見ると、ほぼ横ばいか微増と報じられていますが、北海道など一部の地域では増加のペースが早まっているという危機感を持っています。街を歩いていても電車に乗っていても、マスクをしていない人を見かけることは全くといっていいほど無くなりました。国民性の違いがここまで違うというのには、ただただ驚くばかりです。

日本ではGOTOキャンペーンが始まって、今まで観光客が激減した観光地などに旅行客が戻ってきたり、閑散としていた飲食店にも人が戻ってきたりしています。GOTOトラベルキャンペーンを開始した当初は東京都における感染者数拡大もあり、東京都の発着経由分を除外する措置をとらざるを得ませんでしたが、その後、感染者数も減少したことで除外はとかれました。ある意味、政府はもっともよい時期にGOTOキャンペーンを始めることができたのではないかと思います。

しかし、あまり浮かれすぎると気にゆるみが生じて、日本でも第二波襲来に伴う外出禁止要請といった事態に陥る可能性が大きくあうことも事実です。3密を回避する等、新型コロナウイルスの感染を防ぐためにどんな行動をとらなければいけないかもここ半年強でずいぶん判ってきました。また、どんな場所がクラスタになりやすいかも傾向が明確になっています。まずは、今まで判ってきた教訓を活かすことが大前提で、そのうえで経済を回すために旅行や趣味などにお金を使うことが大切なのではないかと思います。

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