楽天ゴールドカードのサービス内容の改悪(SPUポイント還元倍率の半減)と対策

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先日、楽天カードから一通のメールが送られてきました。タイトルは「楽天ゴールドカード サービス改定のご案内」というものです。何か新しい特典が追加されたのかな?と呑気にメールを開いてみると、4月1日からとんでもないサービスの改悪されることが書いてありました。

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SPUの魅力が減

楽天市場で常時開催しているスーパーポイントアッププログラム(SPU)で楽天ゴールドカードは通常の楽天カードのポイント(プラス2倍)に追加で更に2倍の還元が現在はありますが、これが4月から無くなってしまうということです。したがって、楽天ゴールドカードで買い物をするだけで現在はポイントがプラス4倍になっているものが、4月からはプラス2倍、楽天のノーマルカードと同じ還元率になります。

代わりに誕生月に楽天市場や楽天ブックスの利用でプラス1倍になるサービスが追加されますが、今までのサービスレベルと比較すると大きなサービスダウンになるので、あまり意味がありません。

もともと、楽天ゴールドカードはSPUの倍率がアップすることを狙って契約したので、このサービスが無くなってしまうと今後も契約を続けることの意味がなくなってしまいます。楽天ゴールドカードは年会費が2200円かかりますので、この年会費分以上のメリットが必要があります。

そこで、このまま楽天ゴールドカードの契約を続ける方が良いのか、別のカードに変えた方が良いのか対策を検討することにしました。

楽天ゴールドカードの継続

楽天ゴールドカードを継続することによるメリットは下記の通りです。

  • 自宅まで月次の利用明細を郵送してもらう手数料が無料。(楽天ノーマルカードでもWEB明細を見る分には無料)
  • ETCカードの年会費が無料(楽天の会員グレードがダイヤモンドなので楽天ノーマルカードでも無料)
  • 誕生月の楽天市場の買い物でポイント+1倍
  • 国内空港のカードラウンジが年に2回無料(他に持っているセゾンゴールドAMEXでは制限なく無料)
  • 海外旅行損害保険で最高2000万円補償(セゾンゴールドAMEXでも補償あり)

ということで、やはり2200円を払うことのメリットが感じられません。間違えなく私の場合は楽天ゴールドカードは解約した方が良さそうです。

楽天プレミアムカードへのアップデート

楽天ゴールドカードの上に楽天プレミアムカードがあります。

こちらは、年会費が11000円です。楽天市場のポイント倍率は今までの楽天ゴールドカード同様にお得です。ただ、年会費相当のポイント還元を得るためには楽天市場で1年間に55万円もの買い物をしなければいけないようです。

また、海外の空港ラウンジを利用することができるプレミアムパスが無料で付いてくるのが最大の魅力です。しかし、現在は新型コロナウイルスの影響で海外旅行どころではありません。プレミアムパスを持っていても宝の持ち腐れになってしまいます。この時期に楽天プレミアムカードの契約をするのはないかなという結論になりました。

楽天カードへのダウングレード

楽天のノーマルカードに変更するためには、カード番号が変更になってしまいます。楽天市場の0と5のつく日でポイント倍率アップを受けるために是非作っておきたいところです。ただ、0と5が付く日以外の買い物はセゾンゴールドAMEXでJALのポイントの還元を受けた方が還元率が良いので普段はセゾンを使うことになりそうです。(セゾンマイルクラブに入っているため)

アルペングループ楽天カードの契約

楽天カードの機能にプラスして、アルペングループでの買い物でアルペンのポイントがもらえるアルペングループ楽天カードというものがあります。

3年ほど前からゴルフを本格的に始めたので、アルペングループのゴルフ5を利用する機会が増えました。ゴルフ5での買い物でアルペンポイント倍率が上がるのはなかなかの魅力です。また、グリップ交換工賃が無料になるなどのメリットもあります。

こちらのカード、楽天カードと重複して持つこともできるので、海外旅行ができるような世の中の情勢になったときに楽天プレミアムカードを後から契約して重複して持つことも可能です。

アルペングループ楽天カードは年会費も無料ですので、今回はこちらのカードを発行して、今の楽天ゴールドカードは3月末で解約することにしました。3月までの間に楽天ゴールドカードから支払っている楽天保険などの契約はカード変更の手続きを行います。

手続きは全てオンラインで完結していました。以前は銀行口座の登録印を紙に押して郵送するなどの手続きが必要だったと思うのですがオンラインバンキング機能と連動していて口座振替の手続きもオンラインで可能です。申し込みから1分間で審査終了、承認となりました。すでに楽天ゴールドカードの契約があってクレジットのヒストリーにも問題がなかったので、人手を介さずに自動で判定されたようです。

あとはクレジットカードが到着するのを待ちたいと思います。

【2021/01/24追記】

楽天プレミアムカードの年会費無料キャンペーンの影響?

なぜこの時期に楽天ゴールドカードのサービス内容を改悪したのかを推測している記事がありました。楽天ゴールドカードよりも上のカードは楽天プレミアムカードがあります。この楽天プレミアムカードは楽天ゴールドカードの特典に加えて世界各国の空港ラウンジを利用するとができるプライオリティパスが付いてくることが大きな特徴なのですが、現在はコロナ禍で海外旅行どころではありません。すると、楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードの特典に大きな違いがなくなってくるので、楽天ゴールドカードの特典を改悪したのではないかと予測していました。

特に208年に楽天プレミアムカードは3年間会費無料キャンペーンを実施しており、3年が経って有料に切り替わる前に楽天ゴールドカードにダウングレードする人が増えることを阻止したいと思っているのではないかと予測されていました。

実は楽天プレミアムカードも改悪されているところがあって、楽天市場の楽天プレミアムが初年度無料だったのですが、楽天プレミアムという楽天市場の制度がなくなることに合わせて特典から外れてしまいました。

今後、海外旅行が気軽にできる世の中になってきたら、楽天プレミアムカードを作るのかどうかは考えていきたいと思います。

【2021/03/02追記】

楽天カードの公共料金獲得ポイントが改悪

6月1日から楽天カードにおける公共料金の利用獲得ポイントが100円で1ポイントから500円で1ポイントに変更されます。変更の対象は下記の通りです。

  • 公共料金(電気、ガス、水道)
  • 税金(国税、都道府県税など)
  • 国民年金保険料
  • Yahoo!公金払い

最近、楽天ゴールドカードのSPUや楽天でんきのSPUなどのポイント還元制度に関して改悪が続いていますが、背景に何があるのでしょうか。

【2021年8月5日追記】

楽天プレミアムカードに切り替え

結局、楽天ゴールドカードは楽天プレミアムカードに切り替えました。毎月3万円以上の楽天市場の利用があれば、年会費分のポイント還元が得られるということで、楽天ふるさと納税の利用も考えると楽天プレミアムカードへの変更が有利という結論に至りました。

こちらで切り替えに関する紹介をしています。

楽天ゴールドカードから楽天プレミアムカードに切り替え
楽天ゴールドカードが楽天市場での利用によるポイント還元倍率が低くなり、現時点では一般の楽天カードと同じ還元倍率になってしまいました。ゴールドカード自体はセゾンアメックスを持っているので、楽天ゴールドカードのほかのメリットはあまり感じません。

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