日本で４番目のキャリアとして昨年４月にスタートした楽天モバイルのRakuten UN-LIMITですが、料金プランやサービス内容が次々にアップグレードされて、現在ではRakuten UN-LIMIT VIとしてサービスが提供されています。NTTドコモなどのキャリアもahamoなどの新しいブランドを立ち上げて、サービスを開始しましたが、高速通信の上限月間データ量が20GBに制限されたりと、サービス内容で比べれば楽天モバイルの方が勝っています。
Rakuten UN-LIMITとの契約１回線目の場合は、月間のデータ通信量が1GBまでのときには、月額基本料金が無料（2回線目以降は月額980円）、３GBまでは月額980円、２０GBまでは月額1980円、２０GBを超えると月額2980円という料金体系です。しかも、Rakuten Linkアプリを利用すれば、国内通話がかけ放題になるのも魅力です。
回線エリアとパートナー回線
楽天の回線エリア内を離れると、高速通信が無制限にできるメリットがなくなるので、回線エリアの確認も重要です。ここ１年間でエリアがとても大きく広がってきているので、徐々に心配する必要がなくなってくるかもしれません。楽天モバイルの公式サイトでエリアを確認することができます。
なお、楽天の回線エリアを離れてもパートナー回線エリアでは5GBまでの月間データ通信までは高速通信ができて、これを超えると通信速度が１Mbpsに制限されます。しかし、この1Mbpsというのは意外と速いので、WEBページを閲覧したり、音楽のストリーミング配信を楽しんだり、Youtubeで粗めの画質で動画を視聴するなどの用途では十分に使えます。私はパートナー回線エリアでは高速通信をしない設定にして、上限１Mbpsで使い放題という形にしています。（どうしても回線速度を上げたいときだけ、高速通信モードをONにする）
私自身は自宅や会社、通勤経路がすべて楽天の回線エリア内になっているので、ほとんどのデータ通信を高速通信で不都合なく利用できています。週末のお休みの日にドライブなどで楽天回線エリア外に出たときは、パートナー回線エリアで上限１Mbpsでの通信をしています。
プラン料金3カ月無料キャンペーン開始！
そんな楽天モバイルで４月８日から、「Rakuten UN-LIMIT VI」プラン料金3カ月無料キャンペーンが始まりました。
この特典を利用して入会すると、利用開始日から３ヶ月間はプラン料金とユニバーサルサービス料も無料になります。（本キャンペーンの終了日は現時点では未定です）
キャンペーン適用の条件
こちらの特典を受けられるのは、一人一回まで、すでに昨年4月から実施していた「プラン料金1年間無料キャンペーン」が適用されていた場合や今回の「プラン料金3カ月無料キャンペーン」を利用した場合は適用の対象外となります。
したがって、初めて楽天モバイルでRakuten UN-LIMITと契約する人が対象になると考えると良いでしょう。
申し込みの方法は下記の３種類が対象です。
・「Rakuten UN-LIMIT VI」に新規申し込み
・「Rakuten UN-LIMIT VI」に他社からの乗り換え（MNP）で申し込み
・「Rakuten UN-LIMIT VI」に楽天モバイル（ドコモ回線・au回線）の料金プランから移行手続き後、申し込み
なお、楽天モバイルが提供するサービスの料金が支払期限までに行われなかった場合や契約者本人の手続きの不備、MNPの手続きの不備等によってはキャンペーン適用対象外になる場合もあるので、契約にあたっては公式サイトの説明の確認をお願いします。
すでに、楽天モバイルでは新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の契約申し込み回線数は、390万回線を突破したことが報道されれています。今後も加入者数が伸びていくのではないでしょうか。
【2021年4月21日追記】
名義変更には時間がかかる
楽天モバイルでは一人の名義につき１回線目までだけが基本料金３ヶ月無料や１GBまでは基本料金無料の条件に合致します。もしも、１名義につき２回線目を家族などの他の人の名義に変更して家族の１回線目に変更する場合は書面での手続きしかできないのだそうです。しかも、手数料として３３００円が必要なほか、手続き自体に約４０日間かかったことが、こちらの記事で紹介されていました。
気になる情報だったので、こちらで紹介します。
【2021/04/25追記】
iPhoneが利用できるように
4月30日から楽天モバイルでiPhone6s以降が利用できるようになることが発表されました。詳しくはこちらをご確認ください。
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