格安SIMからの人気の乗り換え先は楽天モバイル

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株式会社ショーケースが運営する「bitWave」では、「格安SIM利用者動向 2021年4月」をまとめました。この内容が興味深かったので紹介します。

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まず、格安SIMを利用している500人に「この春、他社への乗り換えを検討しているか」を質問したところ、検討していると答えたユーザーは38.6%だったとのことです。実に1/3以上の人が乗り換えを検討しているというのは凄いことだと思います。

そして、乗り換えを検討していると答えた193人に具体的に検討している会社やプランを聞いたところ、実に43%にあたる83人が楽天モバイルに乗り換えを検討していると回答しています。次いで、第二位はNTTドコモのahamoで24.9%、48人、第三位はKDDIのpovoで7.3%、14人という結果です。

特に格安SIMを現在使っている人の目から見ると、ahamoやpovoでさえ料金が高いように感じてしまうことが大きいのだと思います。格安SIMは月額1000円から2000円程度で利用することができるので、ahamoやpovoの2000円台後半から3000円程度の価格は高く見えます。ただ、ahamoであれば5分間以内が通話料が無料といった付加価値があるので音声通話をどの程度利用するかによって感じ方は変わってくることになります。

一方で、楽天モバイルであれば1回線目の契約であれば、1GBまでの通信量だと基本料金が無料、3GBまでならば税込1078円、20GBまでならば税込2178円とワンプランで段階的に変わる料金体系になっているので色々な利用者が安く利用することができるので人気があるのでしょう。また、この調査をした時期がまだ1年間無料の申し込みを受け付けていた3月下旬であったことも、楽天モバイルに人気が集まった理由だと思います。

逆に乗り換えない人に「なぜ、乗り換えを検討しないのか」を聞いたところ、一位は「現状に満足していること」、二位は「手続きが面倒なこと」があげられています。会社によってはMNPでの転出に手数料が必要なところもあるので、少し面倒に感じてしまうことも多いと思います。

楽天モバイルは4月7日で1年間無料の申し込みは締め切って、ここまでの1年間の契約者が約390万人に達したようです。4月8日からは3か月間基本料金無料のキャンペーンを展開していますが、4月末時点で各社の契約状況がどのようになったのか、5月の調査会社の発表がとても気になります。

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