Windows11は2021年10月5日提供開始

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 Microsoftは8月31日に次期OS「Windows 11」を10月5日より提供開始すると発表しました。同じ日に既存のWindows 10マシンに対するWindows 11への無償アップグレードが始まるほか、Windows 11搭載マシンも発売されます。

 以下は6月に行われたMicrosoft社からのWindows11発表時の情報です。

【2021年6月29日公開】

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Windows11がマイクロソフトから発表

マイクロソフトからWindows11が発表されました。最近、画面がリークされていたりもしたので、そろそろ発表されるのかな?と思っていたら、やはり発表されたという印象です。2021年末までには正式版が公開される予定です。本当は2015年に発売されたWindows10は「最後のバージョンのWindows」という形で発売されて、以降は半期に一度ペースくらいで機能改善されていくアジャイルベースのアップデートが繰り返される予定でしたが、Windows11という形で発売されることになったのは意外でした。

Windows10から無償アップグレード可能

昔は新たなバージョンのWindowsが発売されたときはパッケージをショップで購入してきてパソコンのOSをアップデートすることが通例でした。Windows95が発売されたときは、秋葉原のショップなどではカウントダウンイベントが行われて、ずいぶん盛り上がっていたことを今でも思い出します。

ところが、Windows11については所定のスペックを満たすパソコンであれば、無償でWindows10からアップグレードができるようになります。Windows11という名前はついていますがWindows10の延長という位置づけではあるのかもしれません。

デスクトップ画面の見た目の大きな変化はタスクバーのスタートボタンが中央に寄ったことでしょうか。確かにマウス操作をするときに左下のスタートボタンまで移動させるのは面倒だったので中央にあれば少し生産性が上がるかもしれません。

Androidアプリの動作

今回の目玉はAndroidアプリがWindows上で走る点でしょうか。意外でしたが、Amazonが協力して、Amazonのアプリストアが使えるようになっているようです。

Amazonのアプリストアは、Google Playでダウンロードできるアプリよりも種類が少ないはずで、その点は少し残念です。Windowsの標準プラットホームになったことから、配信されるコンテンツも充実していくかもしれません。

ただ、androidアプリがWindows上で動いたことで、どんなメリットが生じるのか、現時点ではそのメリットを想像しにくいです。パソコンの広い画面上では、普通にWindows用のソフトウェアを使いたい気もします。

例えば、Windows Mobileのように、スマホやタブレット向けにWindowsを展開するときにAndroidアプリを使えると色々なアプリを利用することができるようになるので便利なのかもしれません。

Teamsの統合

今まではWindowsとは別の製品だった、Microsoft TeamsもWindowsに組み込まれるようです。現在、Teamsは広く普及していると思いますが、テレビ会議を実施するときにはZoomを使っているという人も多いと思います。今まで、マイクロソフトは各種のソフトウェアをWindowsに統合することによって、他社のソフトウェアを脅かしてきた歴史があるので、今度のTeamsの統合でどのような市場の変化が起こるのかが気になるところです。

 

使用しているパソコンがWindows11で利用できるか否かは、こちらのページで確認することができます。

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