クルマのアクセルとブレーキの構造と踏み間違い事故

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自動車は巨大な鉄の塊が一人のドライバーによって運転されていますが、これほど危険なものにも関わらず、運転するための仕組みが非常に脆弱だと思います。特に車を加速させるためのアクセルペダルと、車を止めるためのブレーキペダルが足元で並んで配置されているというのは、危険性を象徴する最たるものだと思います。

最近のデジタル技術の進歩によって、スバルのアイサイト、ホンダセンシングのような運転支援システムを車に搭載するようになってきたので、以前と比較すると、事故防止には役立っていると思いますが、いまだにブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによるお店への突進等、かなりの頻度で報道されています。実害がなかったトラブルやヒヤリハットも含めると、相当の踏み間違いが発生しているものと思います。

9月には神戸市で踏切の中に乗用車が誤侵入してしまい、特急電車と衝突してしまった事故がありました。原因は運転手が踏切手前で停車中に後部座席にあったマスクを取ろうとして、振り返った際にブレーキから足が離れてしまい、車のクリープ現象で踏切内に乗用車が侵入してしまったとのことです。

他にもコインパーキングで料金機にお金を払おうとした際にブレーキから足が離れ同様に事故になるケースがあります。踏切手前やコインパーキングの精算の際など、長時間の停止が予期される場合や姿勢を崩す可能性がある場面では、レバーをPの位置にしてパーキングブレーキをかけておく慎重さが必要そうです。

一方で、バックをするときなどに後ろを振り返った際に足の位置が不安定になり、アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違える事故も多発しています。これは上記のパーキングブレーキで防げる事故ではないので、踏み間違えないように気を付けるしかありません。運転支援機能が強化されて誤発信防止機能などが進化することに期待するしかないのでしょう。

リスク対策として、イエローハットではこのような後付けの踏み間違い防止装置を販売しています。

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坂道で発信するときに誤作動の可能性があるなど、100%の安全性を保障するものではありませんが、何も対策しないよりは確実に事故を少しでも避けられるので検討の価値はあるかもしれません。

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