楽天モバイルのメールアドレス提供が再延期・提供時期未定に

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楽天モバイルのUN-Limitプランでは現時点では自社ドメインのメールアドレスを発行していません。しかし、メールアドレスの提供に向けて準備は進められています。

メールアドレスが提供されるまでの間は、楽天モバイルの利用者はGmailなどのフリーメールアドレスを使わざるを得ません。

このメールサービス、元々は2021年夏ごろに提供される予定でしたが一旦、2021年内の提供とサービス日が延期されていました。

しかし、12月に入ってもサービス開始の告知が行われていなかったため、さらに遅れるのではないかという憶測がネットで噂され始めていたのですが、12月10日の夜に楽天モバイルの公式サイトで「提供時期未定」に変更されました。

楽天モバイルでは提供時期延期の理由について、「引き続きユーザーへなサービス提供に万全を期すため、もうしばらく社内でのテスト運用フェーズを継続する」としています。必要な性能や安定性が得られていないのでしょうか。

メールシステムについては基本的なシステム構成や負荷に応じた機器構成など、知見が多くたまっている分野だと思います。楽天モバイルが売りにしている携帯電話の完全仮想化ネットワークよりも難易度はずっと低いと思うのですが、半年以上、サービス開始時期を延期するのはとても不思議なことだと思います。

今まで、メールアドレスが提供されるという告知を信じて契約したユーザーも多かったと思いますので、度重なる提供時期の延期は利用者の信頼を落とすだけではなく、誇大広告等、公正取引上の問題も出てくるのではないかと思います。

ぜひ、円滑にサービスが開始できた暁には、日経コンピュータの「動かないコンピュータ」などで原因等について詳細の解説があると、業界にさらに知見がたまるので良いと思います。

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