米アップル社の発行済み株式時価総額が3兆ドルを一時突破

1月3日に米国株式市場でアップル社の株式時価総額が一時3兆ドル(日本円換算で約340兆円)を超えたことが各マスコミで報じられています。アップル社では2018年に米国の企業で初めて1兆ドルの大台を突破、そして2020年8月には2兆ドルを突破しましたが、それからわずか1年4ヶ月で3兆ドルを突破したことになります。(他の米国の企業ではマイクロソフトが2兆5000万ドル、アルファベットとAmazonドットコム、テスラが1兆ドル以上です)

この3兆ドルという数字を達成したのは、世界の上場企業の中では初となります。米国株式市場におけるアップル社の時価総額だけで、東証一部全体の時価総額(2021年12月30日現在で約734兆円)に対する半分に迫る勢いということなので、改めてこの数字の大きさには感心します。

ただ、今後のアップル社のことを考えると順風満帆というわけにもいきません。Android搭載のスマホが躍進していることにより、稼ぎ頭のiPhoneのシャアが脅かされていますし、その他の製品であるiPad、apple Watch、apple TV等が爆発的に売れているということもありません。コンテンツ系のApple MUSICも大きなシェアを取るところまで躍進できていないように見えます。今一つ、これだけの時価総額に達した理由がよく判らないような印象も受けています。

拡張現実(AR)や仮想現実(VR)への参入や、電気自動車分野への参入なども試みられているようですが、Appleの強さを電気自動車の中のどこで発揮するのかはまだ未知数です。Apple社では1月下旬に2021年10~12月期の決算発表が行われる予定です。市場予想によれば売上高の伸び率は1ケタ台にとどまるとアナリストは予測しています。

2019年には株価が急落する局面もありましたので、今後の値動きには気になるところです。

米国Apple社株式の急落、10%安で時価総額8兆円の消失
日本よりも一足先に株式市場が始まった米国で、1月3日にApple社の株式が10%安となりました。1月2日の現地時間夕方に2018年10月〜12月期の業績見通しを下方修正したことをトリガーにした急落です。Apple社だけの原因というわけで...

以前、スティーブジョブスがiPodやiPhoneを高らかに発表したときのようなサプライズがなかなか無い中で、アップル社がどういう方向に舵を切っていこうとしているのか、とても気になるところです。

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