自家用車を宅配ボックスにする実証実験

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最近、インターネット通販の利用者がとても増えています。通販で購入したものは宅配便で届けられることになりますが、共働き世帯の増加等により、なかなか受け取りが難しくなってきています。そのような状況の中で注目されているのが宅配ボックスです。

宅配ボックス

玄関の前などに宅配ボックスを設置して、宅配便業者の方がそのボックスの中に届け物を入れます。簡易設置タイプのものであれば値段も安く設置が楽ですが、宅配ボックスごと盗まれる危険があります。逆に据え置き型のしっかりとした宅配ボックスは値段も張りますし、工事を伴うほか、設置場所を準備できるかどうかも課題です。

そんな宅配ボックスに関して、新しい動きが出てきています。自宅横の駐車スペースに停めている自家用車のトランクなどの中に荷物を入れてもらう方法です。KDDIやヤマト運輸などの4社が展開するサービスで、このほど実証実験が行われました。

スマホに専用アプリをインストールして自分の車を登録します。そして、荷物を受け取る際に車のどこに入れてもらうかを指定します。配達員の方はスマホで荷物の情報を読み取ります。そして、車の開錠もアプリでできます。あとは荷物を指定の場所に入れてドアやトランクを閉めればOKです。もしも鍵をかけ忘れたまま車を離れると、配達員のスマホにアラートの通知が届きます。

自家用車宅配ボックス

クルマの中であれば荷物が雨ざらしになる心配もありませんし、盗まれるリスクも最小限で済みます。宅配ボックスのように個別に置き場所を準備する必要もありませんので、とても良いアイディアだと思いました。

このサービスの実証実験を4月まで続けるようですが、もしも本格的にサービス開始されるようであれば、利用条件に合致しそうなので価格次第とはなりますが応募したいと思います。

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