迷惑電話をなくすためには通話の最初で「会話を録音する」という警告音声が有効

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山梨県警が2021年6月以降、65歳から95歳の74人の自宅に、電話をかけてきた相手に対して「会話を録音する」と警告の音声を出し自動通話録音をする機械を貸し出すことで、「迷惑電話がなくなり安心感があった」などの声が寄せられて一定の効果があったことが報道されていました。

具体的には、「振り込め詐欺などの犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます」という警告音声が最初に自動で流れるそうです。知っている人から電話がかかってきたときにもこの警告音声が流れるので、電話をかけてきた人にとってはあまり気持ちの良いモノではないと思いますが、これだけ「おれおれ電話」などの被害が社会的に問題になっているので理解を得られる取り組みなのではないかと思いました。

山梨県警の取り組みは後付けのアダプタを配布する形でしたが、調べてみると、パナソニックなどから迷惑電話防止機能が付いた電話機(VE-GE10DL/DW)が発売されています。

VE-GE10DL/DW Panasonic

着信音が鳴る前に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます。ご了承ください」とアナウンスが自動で流れるほか、電話機が着信して鳴動するときには電話をとる人に対して「迷惑電話にご注意ください」というアナウンスがあります。

さらにパナソニックの電話機が面白いのは、メッセージやチャイム音を流して、電話を切るきっかけを作ってくれたり、女性の声を男性のような低い声にボイスチェンジする機能まであります。

固定電話を使っていても大半が迷惑電話で困っているという場合には、このような迷惑電話撃退機能が付いている電話機を利用するのは、とても有効な対策になりそうです。

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