追い越しを阻止する小田急バスの運転

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今朝、京王バスと小田急バスが京王線の駅とJRの駅に向けて走っているバス停でバスを待っていると、最初にぐるっと大回りをしてJRの駅に行くバスが来ました。

これに乗ると大きな遠回りになってしまうので、バスの中にはまだお客さんもいませんし、このバス停から乗るお客さんもいませんでした。

昔であれば、バス停で誰かが手を挙げていない限りは、バスはそこを通過していたと思うのですが、平成の中頃からでしょうか、バス停に誰かが並んでいれば必ず停まるようになりました。乗客本位ということで、マニュアルを変更したのでしょう。

ただ、これは道路の渋滞もより酷いものにしてしまいます。今回はそのバス停でとても危ない状況を確認しました。

その大回りをするバスが乗る乗客がいないことを確認して乗降口のドアを閉めて、右にウインカー、そして少しバスが動いた時点で後ろから2台の車が来て、無理やりバスを追い抜こうとしました。

発車しようとしているバスを追い越してバスの発進を妨げるると、妨げた車の方が道路交通法違反になります。

この後、信じられない場面がありました。後ろから無理に追い越す車にイラッときたのだと思いますが、2台目の車がバスの後ろ横で追い越しをしようとしている時点で、バスがアクセルを踏んで加速したのです。

しばらく、バスと2台目の車は並走状態、車は反対車線を逆走する状態が続きました。もしも、前から車が来れば正面衝突といった重大事故の原因になります。

この追い越しを妨害する運転は、道路交通法第27条 1項 2項により、バス側の違反となります。

くれぐれも、公共交通機関として安全な運転を心がけてほしいと思いました。

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