2022年の調査で電気自動車の購入意向を持つ人は全体の25%

J.D.パワージャパンが2022年7月にインターネットで調査した「購入検討する車のエンジンタイプやEV購入意向に関するアンケート調査によると、次にどの動力タイプのクルマを選ぶかという設問に対して回答は以下の通りになったことが報道されていました。

・ガソリン車   49%
・ハイブリッド車 48%
・電気自動車   25%

特徴的なのはガイアの夜明けなど、テレビで電気自動車があれだけ特集されていたり、災害時には自宅の給電インフラになることが宣伝されていたり、政府や自治体があれほどの補助金を付けたりしているにも関わらず、25%しか買おうと考えている人がいないことには驚きました。

また、特徴的な傾向として、ハイブリッド車を購入しようとしている人が、2021年の調査から5ポイントも減ったのだそうです。これだけ、地球環境が注目されている中で、ハイブリッド車の購入意向を持つ人が減っていることにも驚きました。最近のクルマはガソリン車とハイブリッド車をラインナップしていることも多いですが、どうしてもハイブリッド車の方が値段が高くなってしまいます。ハイブリッド車の方が燃費は良いのですが、その燃費の良さで価格差を埋めようとしても、なかなか元をとることができないという考察も多いので、経済的な理由でガソリン車を選ぶ人も多いのかもしれません。

駐車場予約サービスを展開しているakippaでも同社のアプリを利用している1079人に対して同様の調査を実施しており、電気自動車を欲しい、またはとても欲しいと答えたユーザーは18%にとどまっています。

電気自動車は自宅を中心に半径20Km程度の圏内で買い物などに利用するならば、自宅で充電できる範囲で走行することができるので便利である反面、片道50Kmを超えるようなドライブをするときには、やはり充電のことが心配になってきます。高速道路のサービスエリアなどには充電設備が整ってきている面はありますが、充電スペースが満車で充電待ちが発生したり、1回の充電で30分程度以上の充電時間がかかってしまうことは、やはりネックになると考える人も多いでしょう。

また、高速道路を使わずにのんびりと一般道でドライブしようとした場合、充電スタンドを見つけること自体も不安になってきます。

以前、日産自動車が空になったバッテリーを満充電のバッテリーに取り換えられるステーションを増やすことで、充電に対する不安を解消しようという構想を発表していた時期がありました。しかし、現時点ではこの取り組みは見つけることができず、急速充電器の設置が進められているようです。

今後、充電インフラの拡充、1回の充電で走行できる距離の長距離化や充電時間の短縮化といった技術革新は進んでいくものと思います。向こう5年から10年間くらいでは、電気自動車を購入したいと考える人の割合がガソリン車を買いたい人よりも増える日が来るのではないかと思います。

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