楽天グループの経営状況が不安なので楽天証券の貸株を終了

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楽天グループは金融事業やインターネット事業は非常に好調なのですが、モバイル事業で大きな赤字を出していて、キャッシュが大丈夫なのか少し不安になってきました。先日、楽天銀行の上場も決まりましたが、売り出し価格が想定よりもかなり下がりそうで、やはりキャッシュ面の不安が伴います。

証券会社で株式を購入した際は、通常はホフリ(証券保管振替機構)で管理されているので、証券会社が破綻しても株式は守られるのですが、一部に例外があります。

例えば、貸株をしていた場合はその株式は証券会社が破綻したときに自分の手元に返ってこないかもしれません。

貸株サービスとは投資家が保有している株券等を証券会社に貸し出すことで、証券会社からそれに見合う貸株金利を受け取ることができます。

貸株金利は一律ではなく、株式の銘柄や日によって変動します。場合によっては、1%以上の金利が付いている場合もあります。

これだけ聞けば貸株は良いことばかりなのですが、貸株中に証券会社が破綻した場合は貸株中の株券が返却されない恐れがあります。証券会社には分別管理義務がなく、投資者保護基金の対象ではないためです。

そこで、楽天証券で今までは「貸株をする」設定にしていたものを、「貸株をしない」設定に見直しました。現在、貸株している株券は返却手続き中です。従来は、新規に株式を購入しても自動的に貸株をするようにしていましたが、こちらも貸株しない設定にしました。

他にも証券会社が破綻した場合に保護されないものがありますが、検索サイトで「証券会社 破綻」などのキーワードで検索すると説明しているサイトが多く見つかります。

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