ジャパネットたかたのコマーシャル

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東芝regza

 テレビでジャパネットたかたの通販をしていました。この中では特に各種液晶テレビの紹介をしていたのですが、その中でおもしろかったのは東芝のREGZA、37インチの液晶テレビの紹介をしているところです。実際にテレビカメラはREGZAがうつしている映像に近寄っていきます。

 そこには、青や赤といった色合いが微妙に変化するような映像がうつっているのですが、商品を紹介している人は、「見てください。こんなになめらかに色合いが移り変わっていく様子が綺麗に再現されています。液晶テレビではこのグラジュエーションの再現能力が大切なのです」といった具合に商品を紹介しているのですが、ちょっと待ってください。


 このREGZAの映像を直接見ているわけではなく、実際には今自分が観ているテレビの映像を楽しんでいるということになります。もしも、グラジュエーションヶ綺麗に見えているのだとすると、自分が今観ているテレビも再現能力が高いということになってしまいます。

 さすがに、映像が綺麗だということをテレビカメラでうつしながら証明するのは難しいのではないかと思うのですが、いかがなものなのでしょうか。

【2012/10/28追記】

 アナログ放送の停波に伴い、家庭用テレビは相当数が地上デジタル対応の薄型テレビになりました。当時のアナログブラウン管型テレビと比較すると、本当に画像が綺麗になったと思います。

 こんなに画像が綺麗なのに実際には画像は圧縮されて放送局から送られてくるので、アナログ放送のときよりも電波の帯域は少なくなっています。余った帯域については、携帯電話などに再割り当てされたりしていて、デジタルテレビに入れ替わったことによる影響はもはや、テレビの世界に閉じるものではなくなってきています。

 現在、日本のメーカーではさらに高精細な表現力を持ったテレビの開発に力を入れています。どれだけ綺麗な放送をこれから見ることが出来るのか楽しみな限りです。

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