通勤中の怪我と労災保険の適用

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先日、自宅から会社に向かう途中、階段を踏み外してしまい、思い切り膝をフロアーに打ち付けてしまいました。歩くと、無茶苦茶に痛く、いやな予感がします。ネットで調べてみると、たとえ歩けたとしても骨が折れていたりヒビが入っていたりすることもあるので、自分では判断せずに医者に行った方が良いという話を色々なところで見つけました。

そこで、健康保険証を持っていることを確認して、会社の近くにある整形外科にいってみました。スーツを着ていたので、受付で健康保険証を出したときに、労災ではないですよね?と聞かれました。仕事をしている最中に怪我をしたわけではないので、労災ではありませんと答えたのですが、実は通勤中の怪我も労災にあたるそうなのです。とすると、今回の怪我は健康保険証を使うことはできません。労災の申請が必要になるそうです。

労災保険指定医療機関というところに行くと、労災適用の申請書を窓口に出せば初診から無料で診療を受けることができます。こちらのクリニックはたまたま労災指定医療機関だったようです。ただ、今回は申請書を準備していなかったので、本人が全額の立替を行い、後日申請書を提出したときに払い戻しが行われるという形になりました。労災指定医療機関でないと、申請書は医療機関の窓口で預かってもらうことはできず、労働基準監督署等に行かなければいけないようです。

労災指定医療機関はこちらから検索することができます。

労災保険指定医療機関検索 |厚生労働省

千代田区の整形外科で検索をすると24件がヒットしました。思ったよりも件数が多いです。駿河台日本大学病院などの大きな病院のほか、クリニックなども含まれていました。

また、健康保険の場合は三割が自己負担ですが、労災の場合は自己負担無しとなりますので、とても有利です。今回は労災適用を前提として治療費全額立替で受診することにしました。労災保険はどこから保険料が出ているのかというと、毎月の給料から天引きされている雇用保険料から支払われているようです。

骨の異常を調べるためには必ずレントゲン写真を撮るはずなので高額になってしまう可能性もありますが仕方がありません。

クリニックでは最初に問診、触診と進んで、最後に二方向から合計二枚のレントゲンを撮りました。不幸中の幸いですが、骨には全く異常が無いという診断でしたのでとても安心しました。そして気になる治療費は8000円弱となりました。1万円オーバーを覚悟していましたので、思ったよりも安くて良かったです。

そして、会社の総務と相談して労災保険の申請に必要な書類に記入しました。この書類は書かなければいけないところがたくさんあり、結構たいへんです。健康保険であれば、申請書への記入自体が必要ないので、ずいぶん大きな差に見えてしまいます。

この書類を記入後に会社で必要なところに印をもらってクリニックへ持参したところ、無事に治療費が全額返ってきました。

少子高齢化の進展もあり、健康保険の財政事情は非常に厳しいので、労災による怪我で健康保険証を使ってはいけません。申請は大変ですが全額治療費が返ってくる労災を活用すべきだと、つくづく理解しました。

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