エーハイム2078のホースアダプターが外れない

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エーハイム2078

エーハイムの電子制御プロフェッショナルフィルター、2078という機種を5年ほど利用しています。こちらの機種、最新の機種ということもあって、エーハイムのトラディッショナルな機種であるエーハイムクラシックなどと比較して非常に構造が複雑になっています。ダブルタップを使わなくても保守ができるようになったのは進化なのですが、長い間使い続けるという意味では、エーハイムクラッシックの方が良かったのかもしれません。

そんなエーハイムの2078ですが、メンテナンスを行う場合には流量をストップさせるためのレバーをSTOPの位置にして、赤い着脱ボタンを押すことによってホースアダプターが外れるような仕組みになっています。この辺の機構はプラスチックの部品で実現されており、たとえばレバーがSTOPの位置にないときには赤いボタンを押すことができないようになっていたり、いくつかのメカニカルな機構があります。

このメカニカルな機構の部分が長年使い続けていると、うまく動作しなくなってきます。レバーが動きにくくなったり、赤いボタンを押してもホースアダプターが外れなくなります。力任せにホースアダプターを外そうとすると、プラスチック部品が折れてしまいますので注意が必要です。こちらの事象は私だけではなく、ほかにも色々と報告があがっていますので、エーハイムプロフェッショナルフィルターの構造的な欠陥といっても過言ではないかもしれません。

エーハイム外部フィルターまた壊れたよ…:気ままにだらだら :So-netブログ

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ワセリンが良いらしい

何か解決策は無いものかと調べてみると、こちらの記事でワセリンを利用すると良いらしいということがわかりました。メカニカルな可動部分にワセリンを塗りつけることで動きが良くなるようです。

そこで、楽天市場を使ってワセリンを購入してみました。エーハイムからもワセリンは発売されているのですが、値段が少々高いので、肌に塗る乾燥対策のための商品を買いました。

本当はエーハイム2078を特殊なドライバーを準備して分解をしながら可動部に塗っていくと良いようですが、そこまでやると逆に壊してしまいそうでしたので、今回は綿棒の先にワセリンを付けて、出来るだけ可動部に届くように穴から綿棒を突っ込みつつワセリンを塗っていきました。ホースアダプターとモーターヘッドが攻略ポイントになります。

適当(適切?)に作業を行ったあと、もう一回、エーハイム2078を組み立てて、フィルターを動作させてみました。動作そのものはまったく問題がありません。

次にコンセントから電源コードを外して、レバーを何回も動かしたり、赤いボタンを何回も押したりして、ワセリンが患部に浸透するようにしました。これらをやっているうちに、徐々に動作がスムーズになっていくことが判りますので、確実に効果はあるようです。

しばらく経ってからホースアダプターを取り外してみると、今度は非常にスムーズに外すことができました。ワセリン効果が間違え無くあったようです。しばらく、この状態で様子を見ていこうと思います。

【2016/03/13追記】

その後の経過

ワセリンを塗ってから1年近くが経過しますが、今でもレバーやコネクタは問題なく動作しています。レバーなどが固くなってきたときに無理に操作をすると部品を壊してしまう可能性がありますので、ワセリンで潤滑させるのはある程度の耐久性もあるようで、良い方法だと思いました。

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