住宅ローンの元金均等返済は総返済額を減らす効果

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東京ミッドタウン

昨年の7月頃、今の家に引っ越してきたのですが、そのときに東京三菱銀行から長期固定ローンを借りました。30年ものあいだ、固定金利のローンで、当初の10年間の金利が1.9%、そのあとの金利が3.4%という2段階型のローンです。

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東京三菱銀行と幻のローン

昨年の6月から募集をはじめて7月には融資枠に達してしまい募集が打ち切られてしまったので、幻のローンとも呼ばれました。ちょうど、この発売期間がローンを選択する期間にぶつかったため、文句なしで東京三菱銀行を選択しました。当時の住宅金融公庫の貸し出し金利よりも安かったのが決定的な理由になりました。

ほかに財形住宅をやっていたので、財形住宅金融からお金を借りるという方法もありえたのですが、こちらは会社からの利子補給があるとは言え変動金利であり、今後の金利の動向が読み切れないため候補から外しました。

東京三菱銀行のローンにはもう一つ大きな特徴がありました。一般的な元利均等返済の他に、総返済額を減らすことができる元金均等返済を選択することができたのです。この両者の詳しい違いは下記のサイトの説明に譲ります。

低金利で注目 元金均等返済 : 新マイホーム入門講座 : ホームガイド : YOMIURI ON-LINE (読売新聞) 【2023/10/21追記:記事がなくなったためリンクを削除しました】

ちょっと、当初返済額が高くなってしまいますが、今回は元金均等返済を選択することにしました。毎月、元金が均等に減っていくので、元利均等返済と比べると、「お金を返しているんだな」ということを実感としてもてます。また、高金利時代には当初返済額が高くなりすぎてしまって、とても返済できる代物ではありませんでしたが、最近の低金利時代であれば、何とか返済の目処も立ちます。

返済をはじめて約1年弱がたちますが、この選択は正解だったと思います。

【2023/10/21追記】

金利変更

この記事を投稿したのは2004年6月です。その後も日銀のゼロ金利政策が続き、金利の低下が進んだため、ここで紹介した住宅ローンもさほど金利が低い部類とは言えなくなりました。特に10年目以降に金利が3.4%になりますが、この金利は破格の高い金利になります。

10年を過ぎてもそのままにしていたのですが、2018年に東京三菱銀行より連絡があり、「金利変更」の手続きを勧められました。そのまま金利変更の手続きを実施しました。こちらで紹介しています。

固定型で低金利な三菱UFJ銀行の住宅ローン
昨年の夏前に自宅を購入しましたが、このときは本当に長期金利が最低の頃で、今では幻のローンとも呼ばれている東京三菱銀行の30年固定金利型のローンを借りることができました。このローンは当初10年間の金利が1.9%、そしてそのあとの金利が3.2%...

その後、2020年に完済して抵当権も抹消しました。元金均等返済にしたため、元金部分の減り方が早かったのは結果としては良かったと思います。

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