ATOKとIMEはどちらが賢いか?

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ATOKとIMEはどちらが賢いかというおもしろい記事がありました。2007年1月末から2月初めにかけて発売された最新版(ATOK2007、IME2007)を使ってテストをしています。

ATOKとIME、賢いのはどちら?:日経パソコンオンライン

結果はほぼ互角

この記事の気になる結果ですが、ほぼ互角という結果になっています。私は以前からATOKを使ってきました。当然、日本語を知り尽くしたATOKの方が変換精度が高いとずっと思いこんでいたのですが、この結果は意外な結果です。

IMEはWINDOWSを購入すると付属してきます。(IME2007は今のところは2007OFFICE SYSTEMを買わないと手に入らないようです)


マイクロソフトはまずはOSで高いシェアを獲得し、その後、OSにバンドルする形で色々なソフトを付けてきて、その分野の会社を駆逐してきました。WINDOWS95のときはOSにバンドルしようとしていたブラウザをPlusという別売りパッケージの方に納めて販売しました。その後、OSとブラウザを一体化して一体販売をするようになり、インターネットエクスプローラーは絶大なシェアを得るようになりました。一方でNETSCAPEはシェアを失ってしまっています。

ほかに、WINDOWS MEDIA PLAYERがバージョンアップを重ねるたびに、MUSICMACHなどマルチメディアコンテンツのプレーヤーを得意とする会社は商品を販売するのが難しくなってしまいました。

MS-IMEの進化

IMEについては以前はATOKに比べ変換精度があまり高くなかったものの、今回のテスト結果のようにATOKにかなり迫ってきたことによって、ATOKの販売に影響を与える可能性が出てきてしまいます。一太郎3の時代からジャストシステムはずっと応援してきた会社なのですが、今後どうなるのかとても不安です。ジャストシステムは最近ではXMLを活用したアプリケーションの開発に方向転換を図っていますが、うまく新しい得意分野になっていって、これからも活躍して貰いたいと思っています。

消費者にとってはOSを購入すると色々なソフトが一緒に付いてくるというのは一見は便利なように見えますが、競合する会社がドンドンいなくなってしまうと、マイクロソフトの独壇場になってしまい競争がなくなります。すると、長期的視点で見ると消費者のためにならなくなるのではないかと言われています。

最近ではオープンソースが大きな力を持つようになりました。OSではLinux、ブラウザではFirefoxが有名ですが、今後はオープンソースとマイクロソフトの対決、またはグーグルがWEBアプリケーションとして数多くの無償サービスを始めていますが、マイクロソフトとグーグルの一騎打ちという形になっていくのでしょうか。

【2021年9月9日追記】

Windows付属の日本語入力でほぼ問題なし

このエントリーを最初に公開したのが2007年、それから14年が経過しました。現時点でもWindowsには標準で日本語入力システムが付属してきますが、これで文字を入力していて不満に感じることはほぼ無くなってきました。文脈から自然な変換候補を提案してくれますし、入力間違えがあったとしても補正をして変換候補を出してくれるようにもなっています。

ATOKも進化を続けていますが、Windows付属の日本語変換ばかりを使うようになってきたので、ATOKを最近利用していません。どこまで進化しているのか、一度試してみたいと思っています。

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