映画「天国にいちばん近い島」を鑑賞

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天国にいちばん近い島

BSデジタルで放送された「天国に一番近い島」を見ました。1984年の角川映画作品です。BS-iのジャパシネというコーナーで放送されたのですが、このコーナーでは角川映画がよく放送されます。

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角川映画

この1980年代当時は薬師丸ひろ子や原田知世などのアイドル映画で角川映画は一番光り輝いていた時期だと思います。もう20年以上前の作品になりますが、当時ロードショーされているときに映画館で見た記憶があります。この作品の監督は映画「さびしんぼう」でも有名な大林宣彦監督です。

この映画、原作は森村桂で、森村さんの自伝的小説で1966年に出版されました。ずいぶん古い小説になります。アマゾンで原作の在庫を確認してみたのですが、残念ながら売り切れの表示になっていました。

ニューカレドニア

お父さんから小さなときに、天国に一番近い島「ニューカレドニア」の話しを聞いていた主人公の桂木万里(原田知世)はお父さんが亡くなったのをきっかけにニューカレドニアへツアーで向かいます。

飛行場から降り立ち、ニューカレドニアの町並みや海などが出てくるのですが、本当に綺麗な場所です。ここで桂木万里は自転車を借りて、島内を走り回り、どこが天国に一番近い島なのかを探し回ります。

しかし、これといった場所が見つからずに、途方にくれつつ坂道を自転車を押しながらのぼっていくと、坂の上から椰子の実がたくさん転がってきて、倒れてしまいます。そこで、トラックを運転していた日本人の青年(タロウ・ワタナベ)と出逢います。でも、住所も電話番号も名前すら聞くこともなく、そのまま別れてしまいます。

その後、ガイドに連れられてニューカレドニアの島内観光をしている最中に謎のガイドが現れて、ここから彼女のニューカレドニアでの冒険が始まります。

ニューカレドニアの美しい自然と原田知世の姿を楽しむためには最高の映画だと思います。いつか、ニューカレドニアに行ってみたくなってしまいました。

【2020/10/04追記】

日本は夏

今日放送されていた番組で、天国に一番近い島のメイキング映像の一部が紹介されていたのですが、原田知世が日本で撮影していた時期は夏だったにもかかわらず、冬の場面を撮影したそうです。したがって、大林宣彦監督は薄着にもかかわらず、原田知世はたくさんの服を着込んでいて大変そうでした。

【2022/09/26追記】

原田知世さんのデビューとそれから

原田知世さんが挑戦をしたのは、1982年4月、真田広之さん主演の映画「伊賀忍法帖」の新人オーディションでした。原田さんは中学2年生の頃で動機は真田広之さんに会いたかったからだったそうです。

オーディションに受かってからすぐに、ドラマ「セーラー服と機関銃」に出演、セーラー服と機関銃というと、薬師丸ひろ子さん主演の映画がまず頭に浮かびますが、ドラマ版もあったのですね。

そして、1983年公開の映画「時をかける少女」につながりました。中学生3年生の夏休み1ヶ月間でロケをしたそうです。

続いて、翌年の1984年にはこちらで紹介した「天国にいちばん近い島」が公開、1987年のバブル絶頂期には「私をスキーに連れてって」にも出演しました。こうして作品を並べてみると、松任谷由実さんが音楽を提供している作品が多いです。

最近では「ロマンス」などのヒット曲にも恵まれて、女優のほか歌手としても活躍されています。

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