浦安の「湯巡り万華郷」で日帰り温泉

ゴールデンウイーク真っ直中の昭和の日(4月29日)は東京では朝から曇りで今ひとつの天気ではあったのですが、足をのばして浦安にある「湯巡り万華郷」というところに行ってきました。2006年2月25日にオープンしたばかりの収容人数3000人という大型の日帰り入浴施設です。最初はお台場にある「大江戸温泉物語」にでも行こうかと思っていたのですが、調べているうちに「湯巡り万華郷」の方が気になってきて目的地を変更しました。家族で行く場合には、水着で入浴できるゾーンがあるこちらの施設の方が楽しそうだったためです。

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湯巡り万華郷へ

今回は地下鉄東西線で浦安の駅まで行って、そこから無料送迎バスを利用しました。浦安駅からは毎時00分、20分、40分の20分おきの発車になっていて、本数が多いので便利です。大通り沿いに湯巡り万華郷の送迎バスが発着する場所であることを示すバス停があり、まだ発車の10分前ではありましたが、そこにはすでに3組のお客さんが待っていました。しばらくすると、係の人がどこからともなくやってきて、そしてほぼ時間通りにマイクロバスがやってきました。まだ、車内にはかなりの余裕がある状態で発車しました。

そして、大通りをそのまま直進していって、やがて新浦安の駅近くになりました。ここでも、新浦安駅からのお客さんをのせるようです。やがて、所定の場所までやってくると、そこには10組程度のお客さんが列を作っていました。とてもこのマイクロバスには乗りきれないような気がしますが、このバス停で待機していた係の人が、色々と苦心して空き席を作っていき、また補助席も出すことで、何とかバス停で待っていた人がちょうど全員がバスに乗ることが出来ました。新浦安の駅で待っていると乗り切れないことがあるかもしれません。

また、バスはまっすぐと海の方向へ走り続けます。周りは高層マンションがたくさん建っていて、なんだか日本の景色とは違うような気がしてくるのが不思議です。やがて、パームテラスホテルというリゾートホテルが見えてきます。東京ディズニーランドに行った人が宿泊するような感じのホテルです。そのホテルの前の交差点を左折すると、すぐに湯巡り万華郷が見えてきました。

湯巡り万華郷に着いた

送迎バスは玄関のすぐ脇にとまります。そこから玄関に入ると、下駄箱があるので、そこに靴を入れて100円を払い鍵をしめておきます。この下駄箱は使い終わると100円が戻ってくるタイプのようです。そして、そのまま進んでいくと、手続きをするための受付があります。すべて料金は後払いということで、ここでは大人と子ども人数を伝えてロッカーの鍵を貰うだけになります。また、下駄箱の鍵もここでは預かってくれないので、自分で帰るときまで責任を持って保管する必要があります。

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浴衣のレンタル

中にはいると、確かに大正時代の雰囲気がするロビーに出ました。奥の方は色々な飲食店があるようです。左を見ると、浴衣を貸してくれる場所があったので、ここでロッカーのキーについているバーコードを掲示して浴衣やハンドタオル、そしてバスタオルなどが一式セットになっている手提げ袋をレンタルしました。この料金は入場料金に含まれています。

浴衣については男性、子ども、女性、それぞれ、何種類かのデザイン、サイズの中から自分で選ぶことが出来ます。あまりここで迷っても仕方がないので、私の分と子どもの分をインスピレーションでサクッと選んでしまいました。

更衣室の場所が判らない

そして、浴衣などを借りたのは良いですが、問題は更衣室にはどうすれば行くことが出来るのかが判りません。浴衣を貸してくれたところで教えてくれれば良いようなものですが・・・。

良くわからないので、そのまま奥の飲食店街の方まで進んで一周してしまいました。そして、もう一度浴衣を借りる受付のところを見てみると、その両端に男性用の入り口と女性用の入り口がありました。なんだか入り口のところが暗いので、これは判りにくいです。子どもと一緒に男性用の入り口から中に入っていくと、ロッカールームのような脱衣所につきました。ロッカーには大正っぽい感じのモダンな絵が描かれています。そして、入り口で貰ったロッカーキーの番号を頼りにロッカーを探してみると、奥の方にありました。ロッカーは縦に細長いタイプのもので、スーツなどを仮に着ていったとしても、収容しやすいと思います。ハンガーは2つ入っていました。私のロッカーキーの番号は900番台だったのですが、まだまだ奥がありましたので、ロッカーだけでも1500程度あるのでしょうか。

内湯ゾーン

そして、お風呂のコーナーに向かいます。まずは内湯ですが、こちらには9種類のお風呂があります。お風呂の入り口には、歯ブラシや髭剃りを自由に持って行けるようになっていました。

・天然温泉 海香温泉
・漢方薬湯 薬研の湯
・漢方薬湯 蘭引きの湯
・季節風呂 四季の湯
・ジャグジー 気泡の湯
・足湯    遊歩の湯
・スチームサウナ 蒸し風呂
・ドライサウナ 岩塩黄土サウナ
・水風呂

洗い場はカランの数が相当数あって、今日はかなりの洗い場があいていました。洗い場には、シャンプーとリンス、そしてボディシャンプーが置いてあります。また、洗い場の入り口のところには、身体を洗うため専用のタオルも置いてありました。ナイロン製のタオルで垢すりとしても使えるタオルで、これで身体を洗うとかなりサッパリとします。また、洗い場によって、置いてあるシャンプーやリンスの種類が違っていました。私は木炭入りの黒いシャンプーやリンスが置いてあるところを使いました。これも珍しい配慮だと思いました。

まずは一通りのお風呂に入ったあとに、水風呂でほてった身体を冷やして、ドライサウナに10分間、そして水風呂に入り、またドライサウナにといった繰り返しを3セットくらいやりました。このドライサウナには白いマットがひいてあるのですが、さらに個人ごとにおしりの下に敷くことが出来る小さなマットも貸してくれます。共用のマットの上に座ると、ベトッとして気持ちが悪いことがありますが、このように個人用のマットを貸してくれると、気分良くサウナを使うことが出来るので有り難いです。

このドライサウナには小さな音量で音楽はかかっていますが、テレビなどは設置されていません。ひたすら、サウナの中でじっとしているのは少々暇ですし苦痛です。出来ればテレビを設置してもらえると有り難い感じがしました。サウナの中は2段式になっていますので、熱いのが良ければ上段、少し温度が低い方が良ければ下段に座ることである程度の温度調整はできます。

水風呂はドライサウナの目の前にあります。サウナの収容人数に比べると、少々水風呂のサイズが小さすぎるような印象を持ちました。3人も水風呂の中にはいるといっぱいになってしまいます。この水風呂は循環式になっているようで、水を濾過しているような感じでした。

また、サウナに入るときには水分補給は必須ですが、冷水器がすぐ近くに設置されています。これも嬉しい配慮だと思います。

露天ゾーン

次に露天ゾーンです。こちらには4種類のお風呂があります。
・天然温泉 海香温泉
・ゲルマニウム風呂 吉祥の湯
・コラーゲン風呂 コラーゲンの湯
・ハーブ風呂 香草の湯

この中では、コラーゲン風呂というのがなんだか不思議な入り心地でした。まず、お風呂のお湯の色がワイン色になっています。このお湯の中にとけ込んでいるコラーゲンが乾燥した素肌に潤いやしなやかさを与えてくれるのだそうです。サウナに入ったあとだったからかもしれませんが、確かに肌はツルツルとした感じがします。 荒れ性、しっしん、ひび、あかぎれ、肩こり、疲労回復、冷え性、うちみに効能があるのだそうです。

また、露天ゾーンには寝っ転がって身体を休めることが出来る場所もありました。ここは人気があるようで、何人もの人が寝そべってました。気持ちが良さそうです。

水着ゾーン

続いて、水着ゾーンです。いったん、更衣室に戻って、家から持ってきた水着に着替えます。この水着ゾーンは確かに広くて綺麗です。なんだか箱根の小涌園を思い出してしまいます。まず最初に目の前に飛び込んでくるのが「マイナスイオン 大滝の湯」です。ここはその名の通りに大滝があり、そして山の中を貫く洞窟もあります。この洞窟の中は洞窟風呂になっていて、山の中心付近にはなんだか幻想的なゾーン(洞窟風呂 青の洞窟)があります。そして山の向こう側に出ても露天風呂(竹林の湯)になっています。竹林の湯の傍らには打たせ湯も備えられています。

そして、亜細亜の湯があります。なんだかプールのような長方形のお風呂の外側にはビーチで見かけるようなベットが置いてあり、なんだかどこかアジアの国のホテルのプールに来たような感じです。ここのお風呂には岩盤浴に使われる天照石が埋め込まれている岩盤風呂なのだそうです。この天照石は加熱することにより薬理作用があるといわれているテラヘルツ電磁波が放出されます。ここのベットは日当たりが良いところにおいてあって、ちょうど天気が良くなってきたので、つい20分間くらい寝そべってしまいました。

そして、小振りなお風呂が5つある「五色の湯」、かなり長い流れを持つ足湯「遊歩の湯」があります。遊歩の湯は子どもが喜んで遊んでいました。

その先には半球型のドームの格好をしたバードガスタイン鉱石風呂があります。このお風呂、中にはいるとすぐに判るのですが、声や音の反射が変な感じです。お風呂の淵に座ってバードガスタイン鉱石を埋め込んだお湯の蒸気を吸うことにより体の中から健康を促進するのだそうです。

奥の方には天然温泉「源泉館」があります。大正時代の銭湯を模擬したのでしょうか。なんだか立派な造りの建物です。

私が気に入ったのは低温サウナです。水着を傷めてしまうので、高温サウナを設置することはできなかったのでしょうか。低温とはいっても、温度は50度くらいあります。サウナ室の中にはテレビも設置されています。最初はこの低温サウナのことをあまりあてにしていなかったのですが、10分も入っていると、かなりの汗が流れてきます。しかも、高温サウナと違って、あまり身体に負担がかからないので、苦痛になりません。意外とこのサウナは良いのではないかと思いました。

お昼ご飯

一通りの風呂に入ると、さすがにお腹が空いてきました。もう時間は午後2時頃になってしまいました。ロッカー室に戻り、浴衣に着替えました。

洗面所に入ってみると、ズラッと洗面台が並んでいます。そしてそこにはドライヤーやヘアリキッド、ヘアトニック、綿棒などなどが並べてあり、使えるようになっていました。

昼ご飯を食べる場所を探すことにします。食べるところは結構たくさんあります。お昼ご飯はだいたい1000円前後のメニューが多いようです。

昼ご飯を安くすませたければ、屋台風のお店で売っている焼きそばのパックが380円だったりもします。また、ラーメンは600円台からでした。中華のお店や和食のお店、焼肉のお店、洋食のお店など色々なお店があるので目移りがします。

結局は二階に上がる階段のところに出ていたメニューを見て、「メンチカツ御膳」というメニューが800円だったので、これを食べることにしました。味噌汁、小鉢、香の物など、一通りのものがついているので、なんだかお得感が漂っています。

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そのまま二階に向かい、座敷に入りました。この座敷、それなりに広い部屋なのですが、縦に半分に区画が仕切られていて、半分がテーブル席、半分が座敷席になっています。畳の上にテーブルや椅子があるというのはなんだか変な感じがしますが、確かに大正時代はこんな感じだったのかと妙に納得してしまう光景でした。

そちらでメニューを見てみました。こちらのメニューを見ても、残念ながらメンチカツ御膳は載っていませんでしたが、お店の人にはそのまま注文してしまいました。子どもは「お子様ランチ」を頼みました。こちらは840円です。

10分程度待っていると、料理が運ばれてきました。最初に運ばれてきたメンチカツ御膳はサンプルで見たとおり、それなりにボリュームもあって美味しそうです。そして、しばらくすると、子どものお子様ランチも届けられました。お子様ランチにしては、こちらもボリュームがあります。特にオムライスがとても大きかったのと大きめのエビフライが2本、サラダもたっぷり、ウインナーやポテトもついていて、なかなかお得なお子様ランチでした。フルーツがついているほか、食後にはアイスクリームまでついてきます。子どもは食べきれなかったので、オムライスを少し私も手伝って食べました。

リラックススペース

お腹もいっぱいになったので、今度はリラックススペースへ向かいました。テレビモニターが個別についている大型のリクライニングチェアーがずらっと並んでいて、なかなか壮観です。これだけの施設なので、もういっぱいになってしまっているのかと思いきや、リクライニングチェアーはあちらこちらが空いていて、まだ十分な余裕がありました。また、奥の方の別の部屋にも同様にリラックススペースがありました。奥の部屋の方がどちらかというと静かで、また空いているように思えました。

子どもはリラックススペースでのんびりしているのはつまらなそうだったので、「お子さまのためのリラックスルーム 手習い処」というところに連れて行きました。こちらにはテレビが置いてあるほか、マンガ本や絵本などが置いてあります。子どもはポケモンの絵本を食い入るように見ていました。こちらの部屋は「大人の方はご利用をご遠慮ください」ということです。

また内湯へ

リラックススペースで休んでいるのも飽きてきたので、一人でまた内湯へと向かいました。今度もまた、ドライサウナと水風呂の往復です。今回も3セットです。

ここですでに午後の3時頃でしたが、徐々に館内の人が増えてきたような気がします。午後からのんびりと来る人が多いのかもしれません。ドライサウナの中も人がいっぱいになっていました。

★帰りの手続き

内湯にも入り直して、もう満足という感じになったので、帰ることにします。更衣室で私服に着替えて、浴衣やタオルなどを返却したあとにお勘定所へと向かいます。

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ここでロッカーのキーを渡すと館内で使用した代金の精算をしてくれます。そして一連の手続きが終わると、退館時に使用するカードを貸してくれます。このカードを使って自動改札機を通ると外に出ることができます。精算をしなければ外に出ることができないこの仕組みは、なかなかよく考えてあると思います。

ここからは浦安駅に行く送迎バスにまた乗りました。行きのバスはいっぱいだったので、それなりに覚悟していたのですが、帰りのマイクロバスの中には3組のお客さんしかいませんでした。ほかのお客さんはもっと館内でゆっくりとしていくのかもしれません。

値段は2000円以上するのでスーパー銭湯と比較すると少々高めではありますが、その分、館内でゆっくりとくつろげる上、とても敷地面積が広いので飽きることがありません。おすすめの施設だと思います。

【平成29年2月18日追記】

その後、大江戸温泉物語グループに仲間入りして「浦安万華鏡」という名称になりました。こちらが公式サイトです。

浦安万華郷
【全38のお風呂で遊ぶ!過ごす!大江戸温泉物語No.1の圧倒的スケールの温泉テーマパーク】気軽に行ける日帰り温泉♪水着で入れる露天風呂、屋外温泉パーク「スパニワ」で湯あそび!自慢のお宿「桜花楼」でそのまま泊まれて温泉旅行も楽しめちゃう!天然温泉・グルメ・癒しでのんび~りリラックス♪

 

コメント

  1. はじめまして。ログールからきました。
    湯巡り万華郷、そんな風になっているんですね。このあいだ、ディズニーランドに行ったときに寄ろうとしたんですが、いけなかったんですよ~。
    私は静岡の久能海岸沿いにある、すんぷ夢ひろばというところで働いていますが、よく、似てる、っていわれるんです。
    作った設計会社が同じなので似てるんでしょうけどね。(運営会社は別ですよ)
    ウチの施設は、内湯より露天がメインなところがあって、露天の水着混浴ゾーンがあったりします。料金は同じく後払いですが、靴の鍵を預かり、IDタグ(リストバンド)を人数分渡します。浴衣を着て外に出て、町家の買い物飲食もリストバンドで会計できます。(もちろん現金もOKです)帰りの時に精算します。
    ここは、外に出る、というのがあるので、室内だけではない分、いいんですけど、雨なんか降られると最悪です(笑)
    よろしかったら、晴れた日を狙って夏休みにでも、ぜひお越し下さいませ~。って、宣伝になってる!(笑)

  2.  東京に住んでいることもあって、静岡にある「ずんぶ夢ひろば」のことは知りませんでした。
     公式サイトで確認してみたのですが、徳川温泉城下町が合い言葉になっているので、こちらは江戸時代がテーマになっているようですね。湯巡り万華郷は大正浪漫がテーマになっているので、もしかすると大江戸温泉物語の雰囲気の方が似ているかもしれません。
     日本平の方にあるようなので、ぜひそちらに行った際には寄ってみたいと思います。紹介ありがとうございました。

  3. 臨機応変? より:

    日帰り温泉の特集

    Photo by Ghost of Kuji  関東近辺の日帰り温泉やスーパー銭湯をまわっているうちに、かなりのレポートが増えてきました。ブログの中の随所…

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