iPhone4のパーソナルホットスポット機能は日本では使えない

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 アップル社はサンフランシスコで開催したスペシャルイベントでiPad2の発表とともにiOS4.3の概要もあわせて発表しました。この中で一番注目していた新機能は、パーソナルホットスポット機能です。この機能はiPhone4をまるで無線LANルーターとして使うことが出来るような機能です。


 iPhone4でパーソナルホットスポット機能をONにすれば、iPhone4と無線LANで通信できる範囲にある無線LAN機器でインターネットが出来るようになります。たとえば、iPhone4とiPadを持っているとき、iPhone4は3G回線の契約をしておけば、iPadは3G回線の契約をしなくても、iPhone4をあたかも無線LANルーターのようにしてインターネットを楽しむことが出来ます。

 iOS4.3では共有デバイスは最大で5台まで、そしてWiFiでの共有は最大で3台までという制限が付きますが、それでも3台まで共有できるというのは非常に便利です。

 ところが、このパーソナルホットスポット機能は日本を含むいくつかの国では利用できないそうです。ソフトバンクはインフラが弱いので、このパーソナルホットスポット機能を解禁してパソコンからなどの大量なパケットが流れ始めると、インフラが保たないと判断して利用を制限したのでしょう。非常に残念なことです。

 やはり、日本ではソフトバンクからiPhoneが発売されるよりも、NTTドコモなどインフラがしっかりとしていて、アップル社が提供する全機能を利用者に提供することが出来る体力がある会社が販売すべきだったのではないかと思います。

 そのほか、iOS4.3ではブラウザのSafariが強化されたり、AirPlayの機能がアップされたりします。Safariはエンジンが高速化されて、最大で2倍の速さで実行することが出来るようです。また、AirPlayは今までの音楽、映画、写真に加えてビデオやAirPlay対応のアプリケーションもストリーミングできるようです。こちらはメリットがありそうですので、iOS4.3へのアップデートは実施しようと思います。

 アメリカではiPad2の発売日に合わせて3月11日からダウンロードが可能になるようです。日本ではいつからダウンロードできるようになるかが気になるところです。

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