チケット転売のための公式サイトを新設

サイト運営費捻出のため広告を使用しています

読売新聞の一面記事にチケットを転売するための公式サイトが開設されることの報道がありました。

コンサートのチケットに関しては、急に行くことが出来なくなった人がチケットを転売するための公式な仕組みがなく、転売業者が中には定価の30倍で販売することもあり社会問題となっていました。

本当にコンサートに行きたい人が正規のルートではチケットを入手できない上に不正規のルートでは価格が高すぎて購入することができないということが発生してしまっています。

ジャニーズ事務所では転売されたチケットは無効にして入場を断るという声明を一月に発表しました。

そこで、チケットを販売する、チケットぴあ、ローソン、セブンイレブン、その他、音楽プロダクションなどが手を組んで高額転売禁止のための協議会を作り、この5月にも公式転売サイトの運営を開始すると報道れていました。

公式サイトの運営が開始された後は、電子チケットに関して、その、公式サイトでしか販売できないようにします。

転売価格については公式サイトの値段を大きく上回らないように上限を設けるのだそうです。

しかし、紙のチケットに関してはこの規制を仕組みの中に取り入れられません。悪徳業者が紙のチケットを購入して高額で転売することを防ぐことが難しくなります。スマホに使い慣れていない人もいるので、全てを強制的に電子チケットにすることが出来ないので、しばらくは紙と電子で並行して販売されることになります。

ただ、悪しき慣習を打破するためには今回の公式転売サイト開設は良いことだと思います。昔は音楽の電子販売も非常にアングラな雰囲気がありましたが、apple社がiTunes music Storeを開設してから随分雰囲気が変わり正規の市場が発展しました。

電子チケットに今後は間違えなく切り替わって行き不正は抑えられて行くのではないかと思います。

【2017/04/09追記】

昨日、ジャニーズでデジタルチケットを使ったイベントがあったようですが、トラブルがあったようで会場はとても混乱したようです。

最初ということでシステムに何らかの不具合があったのでしょうか。今後の改善に期待します。

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