新型コロナウイルスは働き方を変える良いチャンスに

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以前、ある本を読んでいるときに、「改革しよう」と単に掛け声をかけているだけでは成し遂げられず、何か大きな難局を乗り越えたときに改革を達成したことを実感できるということが書かれていました。

各企業とも働き方改革を実現できるように、テレワークの環境を整備したり、就業規則を変更したりといった準備を進めてきましたが、もしかすると今回の新型コロナウイルス騒動は働き方が変わったことを実感できる良いチャンスになるのではないかとも思います。

金曜日の通勤中に感じたのですが電車が非常に空いていますし、お昼時に都心にある松屋に昼食を食べに行ったのですが、いつもであれば列ができているのに、空席があるほど空いていました。オフピーク通勤、テレワークなどの実施を推奨する企業が増え、相当の人が利用しているのではないかと思います。

テレビニュースが汐留で取材をしているのを見たのですが、ここは電通本社などリモートワークに力を入れている会社が多いオフィス街ということもあり人通りも疎らで、とても平日日中帯とは思えないような雰囲気に変貌していました。

現在、このような自粛ムードの広がりや日本へ観光に来る外国人が急減していることなど、経済に及ぼす影響が計り知れない状況にあるので、日経平均株価もピーク時から見ると大きく下落しています。そんな中でもテレワークなどの施策を推進し働き方改革を実現したうえで、業績への影響も軽微で済むような会社も結果としては出てくるのではないかと思います。

また、会社員の間でも意外とテレワークやテレビ会議でも仕事はスムーズに進めることが出来るようになったという体感ができれば、今後、施策を進める際にも心理的なハードルは下がって展開がしやすくなっていくものと思います。

今年は夏にオリンピック、パラリンピックも控えていますので、特に都心の会社については混雑緩和に向けて働き方改革の実践が推奨される時期が来ます。今回のコロナウイルス騒動、オリパラなどの課題をクリアする中で、働き方改革も進んでいくのではないかと期待しています。

【2020/04/15追記】

驚くほど、テレワークをする人の数が増えました。新型コロナウイルスが収束したあとも定着してくれると良いと思います。

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