気持ちの悪い日経平均株価

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新型コロナウイルスの影響で苦戦している企業が多い中で、なぜか日経平均株価は2万3000円前後と比較的高い水準で推移しています。この株価が本当に適切な水準なのか、少し違和感を持っています。

現時点では向こう数ヶ月で新型コロナウイルスが収束するというシナリオは描きにくい状況ですし、これから気温が下がってくると、新規感染者の数が増加傾向になる可能性も否定できません。テレビではピークに達したという表現を使う人もいますが、まだまだ私自身は懐疑的です。来年に延期されたオリンピックですら開催できるの可能性が減ってきているような気がします。

新型コロナウイルスの影響で在宅勤務、テレワークをしている人も増えています。それでも大きな事業活動への影響はないことに気がついた会社も多いと思います。もしもそんな会社が都心でオフィスの一部の返却をはじめたら、不動産相場に大きな影響を与えるものと思います。

金の相場もかなり高騰していますが、有事の金ということでしょうか。ビットコインまで、相場が加熱してきているのも不思議な感じがしています。もしかすると、金利が低い中で金余りがおきていて、行き場のなくなったお金が一部の市場に流れ込んでいるのだとしたら、怖い話しです。

政府はiDeCoやNISAなど、普通の人が投資をする機会を増やそうとしていますが、もしも株式相場が大きく下がるようなことがあれば老後2000万円必要だと云う老後資金にまで影響することになりかねません。今の相場がミニバブルで、近いいつか泡のように消えていくのだとすると先々の暮らしが見通せなくなってしまいますので、一人ひとりが経済の状況に目を光らせていかなくてはいけない時代に入ったのだと思います。

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