スタジオジブリの最新作「アーヤと魔女」の感想

映画・音楽

NHKで2020年12月30日にスタジオジブリの最新作「アーヤと魔女」が放送されました。監督はゲド戦記、コクリコ坂からの宮崎吾郎さんです。原作はハウルの動く城の原作を書いた英国のダイアナ・ウィン・ジョーンズの「アーヤと魔女」が原作です。

最初は見慣れたスタジオジブリのロゴなのですが今までの作品と比較して絵の醸し出す雰囲気は全く違って、最新のCGによるコンピューター技術が駆使されている様子がよくわかります。絵が鮮明で立体感があって明るいところと暗いところの強弱がはっきりとつけられています。ただ、高いところから遠くを描いた風景などは、スタジオジブリらしいタッチの絵を見ることもできます。あえてCGと組み合わせたということでしょうか。

これからは1枚1枚をたくさんのアニメーターが手で描くというのは人手不足の中で難しくなっていくので、CGが主流になってしまうのかもしれません。もしかすると、もっとスタジオジブリのスパイスをもっと効かせたジブリタッチのCGを描く技術が確立されていくのかもしれません。

物語の最初に描かれていたのはカセットテープです。1990年代のイギリスを舞台にしているのだそうです。ちょっと、ハリーポッターのような雰囲気を感じる場面もありました。

主人公は10歳の少女で赤ん坊の頃から孤児院で育ったアーヤです。ある日、孤児院から奇妙な家に引き取られました。そこで意地悪な魔女と暮らすことになります。アーヤは本当は実の子どもとして引き取られたはずなのですが、雑用係として扱われてしまいます。

普通だったらあんな意地悪なおばさんに色々指示を受けていれば嫌になってしまうと思うのですが、ただただ前向きに言われたことをアーヤはやっていきます。本当だったらもっと陰湿な雰囲気になると思うのですが、明るい雰囲気で進行していくのが良いと思います。

もしかすると、千と千尋の神隠しで銭湯で働かされる千尋と同じ感じかもしれません。カウンター越しに黒猫と一緒に映る場面は魔女の宅急便を思い出してしまいます。

おじさんは声は豊川悦司さんですが、姿を見ていると井之頭五郎ではなくて松重豊さんの雰囲気が出ています。

中盤まではストーリー展開がゆっくりな感じで間延びしている印象もありましたが、徐々にこの世界観には引き込まれいきました。アーヤは魔法を教えてもらうためにどんな作戦を立てるのでしょうか。

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