時間課金方式のカフェ

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JR東日本グループがJRさいたま新都心駅に利用時間に応じて課金する新業態のカフェ「ベックスステーションラウンジ」をオープンしたことが報じられていました。テレワークでの利用を想定して、全26席のうちほとんどの席にコンセントを設置しているほか、WiFiを完備しセルフサービスの導入によって客と店員の接触機会を減らしているそうです。

入場時にSuicaを出入り口の専用端末にかざして精算、最初の料金は20分200円です。20分を過ぎると1分間につき10円ずつ課金されていきます。Suicaでタッチするだけで済むのは本当に解りやすくて便利です。電子マネーの真価が発揮されていると思います。

利用時間中はコーヒーなどの8種類の飲み物が飲み放題になるほかサンドイッチなどの軽食を販売しています。最初の20分だけの利用にとどめれば、コーヒーを2杯飲んでも200円ということになるのでしょう。

この方式、合理的で良いのではないかと思います。最近、スターバックスなどのコーヒー店を見ていると、コーヒー一杯で何時間も粘っている人も多く、席に座りたくても満席になっていることが多々あります。あまりにも満席のことが多いので、最近ではスタバを利用する機会がめっきりと減ってしまいました。

これから先、オフィスに限らずに仕事をする人が増えていくことは間違えないので、抜本的に喫茶店の課金方式を見直さなければいけない時期に来ているのでしょう。時間に対して対価を払っているのであれば、長居をしても肩身が狭くなる心配もなくなります。

本格的なテレワークのオフィスを使おうと思うと1分10円を超える価格になってしまうので、価格設定的にも面白いのではないかと思います。

今回の実験店の反響がどうなるのか楽しみです。できれば、ほかの駅にも展開してもらえるとありがたいです。

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