携帯電話やスマホが社会を変えたこと

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携帯電話、そしてスマホが普及したことにより、いつの間にか社会から無くなってしまったことが沢山あります。

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学校の連絡網

一つは学校の連絡網、西暦2000年代初頭まではあったと思うのですが、学校側が全生徒の家庭に連絡することがある場合は、学校は数件の保護者にのみ電話して、その保護者が次の決められた保護者に連絡するという伝言ゲームのような連絡手段を使っていました。固定電話が連絡の主流だったこの時代には最も早く全保護者に連絡することができる合理的な手段でした。

現在は学校側が全保護者にメールで一斉配信すれば連絡が完了するので、個人情報保護の観点からも連絡網は見られなくなりました。

企業ではなかなかメールだけでは内容が伝わりにくいような緊急連絡もあるので、今でも緊急連絡網を整備しているところも多いと思います。

駅の伝言板

駅の改札口の近くには決まって「伝言板」と書かれた黒板が設置されていました。当時は事前に待ち合わせ時間や場所を決めたあとは、確実に約束の時間と場所にいかないと連絡をする手段がないので人と会えない状況でした。

したがって、待っていてもなかなか約束の人が来ない場合などには、伝言板に次に行く場所などを記入して連絡をしていました。

今であれば約束の時間に遅れることをLINEで連絡すれば、「じゃあ、いく場所が決まったらまた連絡するから」といった会う場所の変更も柔軟にできます。

年賀状

まだ、やりとりする文化は残っていますが、近い将来になくなりそうなものは年賀状です。手書きで思いを込めて季節の挨拶をするという需要は長期にわたって残る可能性がありますが、一通数十円のコストをかけて年賀状をやり取りすることに価値を感じない世代が増えていると思います。

特に年賀状で年に一回の近況の報告をせずとも、FacebookなどのSNSで適時状況を知ることができるようになったことも大きいと思います。

コンパクトディスク、WALKMAN

今となっては音楽コンテンツはネット配信で好きな曲を購入するのが一般的になっています。パソコンと携帯音楽プレーヤーを使っていた頃には、パソコンでいったんダウンロードしてから携帯音楽プレーヤーに転送する必要がありましたが、携帯電話やスマホであればその場でダウロードして聞くことができます。

さらには音楽コンテンツ聴き放題のサブスクリプションサービスが普及してきたので、コンテンツを買うということも今後は無くなっていくのかもしれません。

コンパクトデジカメ

スマホに搭載されているデジカメ機能の性能が大幅にアップして、コンパクトデジカメの性能を凌駕するようになってきたので、あえてスナップショット用の単体のカメラを持ち歩く人が減りました。

本格的な写真を撮りたい人は一眼レフを使うので、コンパクトデジカメの需要は大きく減っています。

こちらの写真がスマホで写真を撮る文化に大きく変貌したことを端的に表現しています。

現金

電子マネーの不急により、現金を持ち歩くことは将来無くなるでしょう。現時点では設定が面倒であったり、バーコード決済は店舗で利用するときの手順が面倒くさかったりしますが、セキュリティを担保しつつより簡便に決済ができるようになると、現金を持ち歩かない世代が増えていくと思います。

紙の手帳

まだ、紙の手帳を利用されている方が多いですが、もう少しスケジュールアプリへの記入方法が簡便化されれば、紙の手帳を使う人の数は減るのではないかと思います。

プラスチックのクレジットカード

既にプラスチックカードの実体を伴わないクレジットカードが登場していますが、リアル店舗・通販のクレジットカード決済、電子マネーでの決済が増えればプラスチックカードの実体は必要なくなります。

ポイントカード

既にポイントカードを自社アプリで利用できるようにしている企業も増えてきました。プラスチックのポイントカードも無くなっていくでしょう。財布がパンパンになることもこれでなくなります。

現在は企業単位でスマホアプリを作っていて、今度はスマホがアプリでパンパンになってきたので、ポイントカードを登録できる共通のプラットフォームが主流になると思います。

運転免許証・保険証

既に政府では運転免許証や保険証をマイナンバーカードに搭載する方向で進めています。マイナンバーカード自体もスマホに搭載するための検討が進められているので、運転免許証、保険証、マイナンバーカードもプラスチックカードとしての実体は無くなっていくでしょう。

 

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