三鷹駅近くにあったレンタルレコード店「黎紅堂」の思い出

ずっと昔、三鷹駅北口を吉祥寺駅方向に線路沿いを歩いていくと、黎紅堂という貸しレコード店がありました。高校生のとき、なかなかLPレコードを買うお小遣いの余裕が無かったので、こちらのお店でアナログレコードをよく借りていました。

コンパクトディスクが発売されたのは高校3年生のときだったので、それよりも前の話だったと思います。

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レンタルレコード店

線路に背を向けて建つ小さな一軒家風の佇まいで、一階にお店がありました。Wikipediaによれば、このお店が当時立教大学の学生さんが開店したのは1980年ということで、今から40年以上昔の話です。レンタル料金は一泊二日でLPレコード一枚が300円程度だったと思います。通常、LPレコードは新譜を購入すると2800円ほどでしたので、およそ1/10の価格で借りられるのは魅力でした。

当時はレコードをレンタルしては自宅で聴くとともにカセットテープにダビングして、レコードを返却するということを繰り返していました。カセットテープはAXIAという商品をよく購入していました。当時、販売価格が安かったのだと思います。

AXIA カセットテープ

この黎紅堂がレンタルレコード店の元祖だったと思っていたのですが、実は1975年に綱島で中古レコード店がレコードのレンタルを始めて大盛況だったとWikipediaで紹介されていました。

LPレコードとスクラッチノイズ

貸してくれるのはLPレコードということで、扱い方によっては盤面に傷が付いてしまいます。傷が付くといわゆるスクラッチノイズという「プチッ」という音が傷の部分を針が通過するごとに周期的なノイズが発生します。しかし、レンタルレコード店では目視で検盤をしっかりとやってくれていたので、借りたレコードに傷が付いていたことはありませんでした。

逆に私自身が傷を付けてしまい、お店で返却時に申告し、そのレコードを時価で購入したことはあります。

コンパクトディスク登場

1982年にコンパクトディスクが発売、当時はプレーヤーの価格が15万円程度とメチャクチャに高かったので、すぐには普及しませんでしたが、その後、量産化に伴いCDプレーヤーの価格が下がり、爆発的に普及しました。

これに伴って、レンタルもLPレコードからレンタルCD店へと変わります。この頃、勢力を伸ばしたのが、「友&愛」というチェーン店です。当時はレンタルCDもよく借りました。

大きなチェーン店の台頭

その後はTSUTAYAやGEOといった大きなレンタルCD、レンタルDVD店が市場のシェアを奪っていきます。

また、楽天レンタルといった形で、ネットで申し込めば、CDを郵送で送ってきてくれて、聴き終わったらポストに返却するというサービスも登場しました。もっぱら、私はこのサービスを利用していました。

しかし、2010年代は動画配信サービス•音楽配信サービスの拡充、サブスクの登場により、レンタルCD•DVD店はすっかりと元気を失っています。もちろん、楽天レンタルなどの郵送タイプのサービスも終了していきました。

技術の進歩とともに、レンタルレコード業態もずいぶん変わっていきましたが、今後の40年ではどんな変化があるのでしょう。

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