2022年の夏は電力不足のため節電の呼びかけ

関東一都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)ではこの夏の電力逼迫に向けた共同メッセージを発出し節電を呼びかけています。

電気代が18ヶ月連続で値上がりしていることに加えて、発電所の不足により需要が供給を上回る可能性があります。

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なぜ電力不足?

なぜ、ここまで危機的な状況になったかというと、3月に発生した福島県沖の地震の影響で東北電力などの複数の大型火力発電所が長期停止に追い込まれたことに起因しています。さらに、関西電力の高浜原発3号機で伝熱管の損傷が見つかり、5月に予定していた再稼働時期が見通せなくなったことも重なっています。

節電に向けた具体的な対策

節電の具体的な対策としては、

  • エアコンのフィルターの掃除
  • エアコンの設定温度を28度にする
  • 冷蔵庫の温度設定が強の場合は「中」にする
  • 冷蔵庫の中に詰め込みすぎない
  • 冷蔵庫は壁から適切な間隔を空けて設置する
  • 冷蔵庫は無駄な開閉はしない
  • テレビ画面は明るすぎないようにする(メーカー出荷時は明るく設定されている場合が多い)
  • エアコンや冷蔵庫を省エネタイプのものに買い換える(半導体不足によりエアコンや冷蔵庫自体に品不足になっています)
  • LED電球に変える
  • パソコンの電力設定を見直して、スタンバイモードを上手に活用する
  • パソコンのスクリーンセーバーは3Dなどの電力消費量が多いものは使用を控える
  • 事業者では照明照度を居室で500ルクスにする
  • 電力が逼迫する14時ごろは電気使用量のピークをずらす

を挙げています。

節電対策

経済産業省の発表

経済産業省でも「2022年度の電力需給見通しと対策について」を公表しています。仮にこの夏が10年に一度の猛暑を想定した場合は7月に東北電力、東京電力、中部電力の3エリアで予備率が3.1%となり、2017年以降で最も厳しくなるとしています。

経済産業省では対策として、休止火力の稼働、災害などに備えた予備電源の確保、再生可能エネルギー電源の稼働の担保、安全性の確認された原子力の発電所の最大活用などを検討しています。

ほかにも、需給ひっ迫警報(広域予備率3%以下)の発令時刻を従来の前日18時から16時に2時間早めるとともに、広域予備率が5%以下の場合でも「注意報」を発令することとしています。

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